
裸木
近所の遊歩道に一本の木がある。 枝のシルエットが生命感に溢れている。 春になれば新緑の若葉が覆うだろう。 そんな希望を宿して、冬を耐えている。 <...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
近所の遊歩道に一本の木がある。 枝のシルエットが生命感に溢れている。 春になれば新緑の若葉が覆うだろう。 そんな希望を宿して、冬を耐えている。 <...
いつも行く美術館の公園で、団栗をひろってきた。当たり前だが、一つとして同じ色や形のものはない。 地面に落っこちた時にできたのか、あるいは踏みつけられたのか、傷つ...
同居する義母を毎週水曜日にデイサービスにあずけ、介護ストレスの妻と「気晴らしドライブ」を始めて半年になる。先日は上長瀞に紅葉見物に出かけ、農産物直売所で「鬼胡桃」を買って帰った。見た時、こ...
家の近くの小さな公園にある銀杏の木が、今年も色づきました。 やがて木は黄色い葉っぱの衣裳を脱ぎすて、枝骨だけになって冬を迎えます。 深秋の銀杏の木のスケッチ...
いつもの散歩コース、 街路樹はplatanus。 一段と秋は深まり、 枯れ葉落ち、風に吹かれて、 カサカサと集団移動。 そいつを一つふたつ、三つ四つ、つかまえた。 なんとなく、絵...
木片を見ながら、年輪や節を描いてみたくなった。 絶妙な年輪の線と、線と線のあいだの色彩のグラデーションがなんとも美しい。これは森の中で生きていた記憶の造形な...
寝苦しい夜はドビュッシーのこの曲に限る。 「喜び」に同居する「哀しみ」の旋律に、神秘的な安らぎがある。同じ「月光」でもベートーベンのピアノとはずいぶん異なる。 人間の情感...
例年開催していた展覧会が中止になった。そこで有志による「コロナ禍の中の作家たち」というグループ展を開催することになった。毎日が「ステイホーム」の絵かきは、コロナによってさほど生活が...
美術館は再開したものの、例年開催されていた秋の公募展が中止や延期となっている。高校球児やアスリートの皆さんの気持ちが解るような気がする。 だからといってやる気をなくし描くことを...
人間の「無知」「蒙昧」「恐怖」「憎悪」「差別」…… 人間の「信頼」「善意」「寛容」「勇気」「愛情」……他、これら精神の同居 「ケルン大聖堂遠景」 画用紙...
ドイツの文化大臣が発表した「コロナウィルスの蔓延によって打撃を受けている文化事業者への大規模支援」の内容がフェイスブックに投稿されていた。 芸術・文化・メディアのフリーランス事業者向け...
今や観光名所となった「ベルリンの壁」。そこに有名なキスの絵がある。 「壁」は崩壊後、様々なイラストが描かれ保存されている。もともと「壁」は何の予告もなく突如東側によって造られたという。当...