月刊ライフビジョン | 甘酸辛苦

命の地平

POOH

 昨2017年12月の「ライフビジョンのチャリティーオークションパーティー」、カンパ先は国連難民高等弁務官事務所を通じたロヒンギャ難民への支援だった。
 人類は飢え、自然の猛威、人類自身による「戦争」や「紛争」による脅威から逃れ、安住の地を求めて移動を繰り返して来たが、そのほとんどは自らの意思でなく、難民としての移動だったのではなかろうか。
 極限状態の中で懸命に命を繋いでいる民がいる。餓死する子どもがいる。銃口を隣人に向ける少年兵がいる。性的搾取を受ける少女がいる。

 …今年は「命の地平」を描き出す年にしたい。

「ロヒンギャの少女」A4版ケント紙 鉛筆(画像処理)


 熊のPOOHさん
 1954年、桐生市生まれ。 22歳から労働組合の地方組織で32年間組合活動に専念。
 再就職先も定年退職し、現在武蔵野美術大学・通信教育課程で「絵」の修業中。妻・義母・雌猫のモモと同居。