思想的堕落
民主主義を守る戦いだとして崇高な旗を掲げても、だれもが死をも恐れず戦争に参加するわけではない。 有名な「自由を与えよ、しからずんば死を与えよ」という言葉は真理ではない。政治的スローガン...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
民主主義を守る戦いだとして崇高な旗を掲げても、だれもが死をも恐れず戦争に参加するわけではない。 有名な「自由を与えよ、しからずんば死を与えよ」という言葉は真理ではない。政治的スローガン...
NO.1523 なんども書いてしまうが、終戦記念日という表現に対する違和感が消えない。いかにも客観的である。それゆえ記念日の本質が隠れてしまう。いったいなんのための記念日なのか、いちばん...
西周(1829~1897)は、島根県津和野町に生まれた。啓蒙家、軍事家、哲学者の3分野で活躍した。 彼が生み出した翻訳語をみると、まさに近代日本の最先端でがんばったことがよくわかる。 ...
ワシントンポストの、日本の防衛機密が中国軍ハッカーにやられて、衝撃的なほど酷いものだったという記事は、裏が取れていない。 平静を装っているが政府も、ジャーナリズムもあたふたの感じだ。ジ...
学校時代の夏休みの記憶が不鮮明である。高校時代は軟式庭球の練習に打ち込んだが、中身はほとんど記憶がない。 1970年代半ば組合役員時代に、10日間の夏休みをつくった。まだ、クーラーがす...
広島市長は、核抑止論は破綻していると主張した。その通りだ。 少し考えれば、核抑止論で脅かしているのは想定敵ではない。かれらもまた核武装し、抑止論を喧伝しているだけだ。仮想敵はびくつかな...
NO.1522 安全保障環境が悪化したと喧伝しつつ、その原因はいったいなにか? 安全保障環境をこれ以上悪化させないためには、なにをなすべきか? というような問題の本質に食らいついた議論が...
自転車交通違反の反則切符(青切符)を検討しているらしい。 罰則もだが、いったい、交通ルールがどの程度理解されているのか。事故にはならないとしても、車線を反対に走ったり、狭い歩道をそこの...
トランプの扇動による連邦議会議事堂襲撃事件で訴追された人の8割は一般市民だという。異常な政治的思惑など持たない人だったとすれば、なおさらトランプの扇動は悪辣だという事実である。 トラン...
しばらく休まなかったので昨日は「本日休業」。 『ボーヴォワールは語る』を読み直した。いい本だ。自分の人生設計論を再点検した気分になった。 ボーヴォワール(1908~1986)の人生...
アメリカでは、報道の客観性を巡る議論が盛んらしい。新聞購読部数の劣勢問題が深刻で、さらにアメリカ社会の分断に対する危機感が深い。新聞がなすべきことをなしたのか、できなかったのか、その反省が...
6月下旬、山形までの長距離ドライブの際、高速道路に入る直前に念のため、ガソリンスタンドに行って空気圧を調べた。何と、右後輪がパンクしていた。ガソリンスタンドに修理を依頼したが、やっておらず...