人間にとっての牙(国家)に対置するもの
NO.1366 人間が、他の動物とは異なって、採取生活から栽培生活へ移ったのは人類始まって以来の大革命であった。穀物栽培の成果が出て、貯蔵できるようになり、数千年前に古代国家が形成された...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
NO.1366 人間が、他の動物とは異なって、採取生活から栽培生活へ移ったのは人類始まって以来の大革命であった。穀物栽培の成果が出て、貯蔵できるようになり、数千年前に古代国家が形成された...
NO.1365 本書を読んで強烈な刺激をうけた。日ごろいかに自分の情報リテラシーがお粗末であるかを思い知る。ものごとを研究する上での視点、視野、納得できるまで食らいつく真剣真摯な態度が字...
NO.1364 政治というものは、権力であるから、1人の支配、あるいは1党の支配が長く継続すると必ず新味を失う。なぜならば、権力に就いた当初は、人々の信頼に応えるように、失望を与えないよ...
NO.1362 「人を見たらウイルスと思え」みたいな気風が蔓延しないようにしたい。なぜ、人は、人を差別したり、いじめたりするのか。差別されるとか、いじめられる人が、差別する人やいじめる人...
NO.1361 7月5日の都知事選投票が近づく。都知事選の大きい構図は、現職の小池百合子、山本太郎、宇都宮健児の3氏の争いとなるだろう。東京都在住以外の皆さまにも、いまの政治状況にインパ...
NO.1360 『老子』に――大弁若訥(たいべんは訥のごとし)――という言葉がある。大いなる雄弁は、訥弁に似て多くを語らない。多くを語らずして聞く人を心服させることこそが最上の弁論である...
NO.1359 57年前を思い出している。わたしが入社した1963年の、8月29日は、研究所の屋上で富士山頂気象レーダーのレドーム模型による電波の透過実験で右往左往していた。1か月半ほど...
NO.1358 コロナで四苦八苦する中小企業に、国が最大200万円給付する持続化給付金事業を一般社団法人サービスデザイン推進協議会へ769億円で委託したが、その97%を電通に再委託=丸投...
NO.1357 先週本通信(NO.1356)では、「やめ」検事長の心理を忖度した位置から書いてみた。現時点で、その続きを書く。 尊敬する新聞司法記者OB前澤猛さんから、要旨(私流に要...
NO.1356 ルソー(1712~1778)に『演劇について』(1758)という著作がある。ジュネーブに常設劇場を作るという動きがあり、それに対して、ルソーが演劇の是非をめぐる論争を挑ん...
NO.1355 安倍氏一派に、政治学史をまともに勉強した人がいるならば、15日に森法務大臣宛てに提出された、検察OB14氏の「検察庁法改正反対意見書」を読んで、背筋が寒くなったであろう。...
NO.1354 「日本人は、どうもわからん。ひたすら雑多に混雑・混沌している------ただし、何か知らんがバイタリティがある」。こんな感じがしていたのは1960年代から70年代である。...