外交には「性根」が大切だ
安倍氏が臨時国会(10/24)所信表明演説で、「戦後日本外交の総決算」を掲げた。「新たな日本の国創り」も主張した。 これらの言葉は看板があっても、その定義づけが全くない。加えて、遺憾千...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
安倍氏が臨時国会(10/24)所信表明演説で、「戦後日本外交の総決算」を掲げた。「新たな日本の国創り」も主張した。 これらの言葉は看板があっても、その定義づけが全くない。加えて、遺憾千...
パワハラ防止策法案? 厚労省が、パワハラ防止策づくりを企業に義務付ける法律整備の検討に入る。年末に具体策をつくるという。 内容は、社内相談窓口をつくるとか、再発防止策(パワハラをやっ...
民主主義革命ならず ざっと100年前の中国は、次のような事情であった。 1911年、漢民族が武昌に挙兵して満州族の清朝を倒した。 革命の中心人物は孫文(1866~1925)である...
アパシーは他者に対する不信感 組合員が組合に対して無関心(以下アパシー)であるという問題は、1980年代以降継続してきた。 アパシーとは、人が他者(集団)に対して不信を持つからである...
兵士から産業戦士へ 松尾さんは旧日本陸軍の工兵隊の伍長であった。 1942年のシンガポール上陸作戦に参加した。本隊が相手の砲撃を受けないために、松尾さんは50台の車両で100名の兵士...
縦社会の欠陥 関東学生連盟が日大に対してアメフット事件に関する裁定を下した。 内田正人(前)監督と井上奨(前)コーチを除名。森琢ヘッドコーチを資格剥奪。宮川泰介選手と日大チームを20...
色眼鏡はいけない 外交を論ずる人は、職業外交官に限らず、外交的課題に対する適切な洞察力や問題の本質に関するきちんとした認識力が不可欠である。 人間はとかくモノゴトを自分の色眼鏡で見て...
先日、広島で時間調節のために書店に入ったら、たまたま宮沢俊義教授(1899~1976)の『転回期の政治』(初出 1936.12 中央公論社)を見つけた。 出版当時はどんな時期であったか...
今回は、日程の都合上、旅の最中に原稿を書いており、旅をして漂いつつ、原稿もまた漂うような塩梅になりそうな予感がいたしますが、なにとぞ、ご容赦いただきたく------ まあ、旅といえば人...
遠い昔のある時、尊敬する先輩から「挨拶のうまい人間になるなよ」と言われた。あちらこちらで組合関係の会合に出席すると、必ず主催者の挨拶がある。なるほど、うまいのも下手なのも人さまざまである。...
考える意義 複雑な世間のあれやこれやについて、いちいちクビを突っ込むとろくなことにはならない。そうでなくとも日々の生業にアクセクしているのだから、精神的安定を維持するためには、直接関係が...
官制働き方改革に関心なし! 来年1月開催予定の第196通常国会で、いわゆる「働き方改革」関連法案が提出される見込みである。 過日わたしは、たまたま「働き方の改革について考える」という...