世界の良識が問われる
プーチンは、ソ連解体によって、ワルシャワ条約機構を解体したのに、アメリカがNATOの強化を図ってきたことに不満である。ロシアが敵視されることに異議申し立てをした。 異議申し立ての方法が...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
プーチンは、ソ連解体によって、ワルシャワ条約機構を解体したのに、アメリカがNATOの強化を図ってきたことに不満である。ロシアが敵視されることに異議申し立てをした。 異議申し立ての方法が...
アメリカの労働組合は1980年には組織率20%だったが、いまは10.3%である。組織率減少の原因は、個人主義の強いアメリカ人気質もあるし、国民一般の組合支持率が下がっていた。 もちろん...
いまの世界情勢から見えるのは、民主主義の脆弱性とナショナリズムの危険性だ。前者は、人間の尊厳、つまり個人の価値を最大尊重する。後者は、その正反対で、国家の価値を尊重するのは看板で、実は、権...
1月末時点では、ゼレンスキー氏が、欧米各国がロシアの挑発を拡大させていると分析し、パニックを作り出すな、と欧米に注文していた。 イギリスでは、ジョンソン首相のクビがいつ飛ぶかと噂されて...
戦争が始まると、戦争自体が目的化すると指摘し続けてきた。いまが、まさにその通りだ。プーチンの頭の中もわからないが、バイデン氏もなにを考えているのかわからない。 勘繰れば、この際、ロシア...
1961年1月17日、大統領退任を3日後に控えたアイゼンハワー(1890~1969)が離任演説をおこなった。 後々まで注目されたのは、彼が軍産複合体による影響力の獲得を排除せねばならな...
アメリカの下院軍事委員会では、「どうしたらもっと(ウクライナ支援)できるか」というテーマで、オースティン国防長官やミリー統合参謀本部議長に多くの質問が出されたという。 2人の見解は、い...
ウクライナ難民20人が来られた。自治体・民間で受け入れ支援の動きがあるのは上等だ。 いままでのところ、政府は、米国・G7に歩調を合わせる方針だが、それは無難ではあるが、いわゆるお付き合...
ロシアがウクライナでジェノサイド(集団殺戮)をおこなっているとの批判が巻き起こっている。 バイデン氏は、戦争犯罪裁判を呼びかけ、追加制裁を検討中だという。戦争している最中に戦争犯罪裁判...
プーチンは、攻略目標をドンバス地方へ絞って、順調にいけば、第二次世界大戦の対独戦勝記念日である5月9日に勝利宣言を発するという観測が出ている。 しかし、勝利というにはみじめなもので、国...
国家といえばご大層に聞こえるが、重大な問題について決定する場合、必ず国民投票をおこなうわけでもない。 民主主義では三権分立が常識で、立法がもっとも尊重されるはずである。しかし、現実には...
権力を持たない人々の世論は、戦争反対である。 ロシアのウクライナ軍事侵攻によって、ウクライナの人々は恐るべき悲惨な日常に放り込まれた。ロシア軍が活動した地域の人々の殺傷と破壊は、戦争が...