「 論 考 」一覧

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無定見外交の迷走

 6月12日から14日、安倍氏がイランを訪問して、イラン核合意の支持と、中東地域の緊張緩和を主張した。  当時の社説は、「時期生かして緊張緩和を」(毎日6/13)、「次は米大統領の説得を」...

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政治嫌いと闘う

 日本人は政治嫌いである。  歴史的に考えると、1945年の敗戦まで、政治と関わることは厄介以外のなにごとでもなかった。  鎌倉幕府以来、「泣く子と地頭には勝てぬ」という事情が脈々と続い...

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まともでありたい

 世の中には、まともであろうとする人と、そうでない人の2種類しかいない。  そして、あえて言うが、まともであろうとする人は少数派である。  もちろん、わたしは、何が正常で、何が正常でない...

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3党派の共闘を支持する

 7月27日の本コラムで、「民主で基軸固めよ」と主張した。議会政治の現実がお粗末、きっちりデモクラシーの基盤に立つ政治をおこなうために、立憲民主党と国民民主党の共同作戦推進を期待した。  ...

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日本が軍縮に先鞭つけよ

 昨日(8/4)の読売社説は、中距離戦略核INF条約失効について、「米中露の軍縮枠組みが必要だ」と主張した。これは妥当な指摘である。  このような主張をするのであれば、では、わが国はそのた...

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日韓ともに方向転換せよ

 選挙による多数派維持に依存して国内政治をやっている政治家ばかりだから、国と国との交渉における力がない。  他でもない、日韓関係がその悪しき見本だ。  日本は、韓国が未来志向でないという...

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破壊工作にNO

 1987年12月8日、ワシントンで、レーガン米大統領とゴルバチョフソ連共産党書記長との間で、中距離戦力核INF全廃条約が締結された。戦略兵器50%削減交渉も進展した。  88年5月から、...

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積極的軍事主義にNO

 ボルトン米大統領補佐官が7月21日から22日に来日した際、在日米軍駐留費を3倍だとか5倍だとかに上げてくれと言ったという、米政府関係者の話を朝日新聞が報じた。  官房長官は否定している。...

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二階さんが二階に上げられる?

 改憲のために議会審議の布石として、二階俊博幹事長を議長にという桜井氏の質問に答える形での荻生田幹事長代行発言が問題視されている。  荻生田氏いわく、大島議長は調整型で、ここ一番リーダーシ...

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屈従的日米地位協定でいいのか

 日米地位協定は1961年1月19日に締結された。  今回、米軍の基地外事故に関して一部改正された。事故発生の場合は日本側の立ち入りが迅速かつ早期におこなわれるというものだが、ただし、米軍...

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イラン核合意を支えるべし

 28日、イランとの核合意をしている英仏独中ロとイランの6か国次官級会議が開催された。アメリカのイラン制裁に対する強い反対で一致した。  これは意味がある。トランプ氏が一方的に核合意離脱を...

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民主で基軸固めよ

 枝野氏と玉木氏が会談した。議会での論議を協力してやろうという内容であったらしい。  衆議院では、議席が自民党285+公明29=314。立憲民主70+国民民主39=109。参議院では、自民...