「 論 考 」一覧

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アメリカ発スペイン風邪の教訓

 WHOが、中国でのCOVID-19感染のピークは1月23日~2月2日であったと発表した。しかし、世界各国の動向が懸念されていて、依然としてパンデミックが危惧される。  とくに、日本では感...

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スーパーチューズデイ

 米民主党の大統領候補選挙で、サンダース氏の健闘ぶりが目立っている。最大の特徴は、年齢・性別・人種に関係なく支持を獲得している。そして、トランプ対抗馬としての期待が高まっているようだ。  ...

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勇気ある行動

 ウイルス相手の見えない戦いだから、感染拡大が収まるまで、慎重に状況を見るのみだ。自粛ムードが広がっているが、基本的には淡々と日常の暮らしを維持するしかなかろう。  こんな場合に痛感するの...

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船内感染防止策は大丈夫か

 中国が、COVID-19の4,400人の疫学調査結果を発表した。それによると感染しても8割は軽症、致死率は2.3%である。高齢者や既往症のある人のリスクが高い。  世界中の研究者などから...

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説明責任を果たすべきだ

 感染症の専門家・岩田健太郎氏(神戸大学)が、18日に短時間であるがダイヤモンドプリンセス号に入って、見聞した内容をユーチューブで配信した。  いわく、船内には安全区域と危険区域の区分がな...

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民主主義の民として考えたい

 わが国は民主主義の憲法になって74年になる。  民主主義の社会的気風が高まったのは、第一次世界大戦後の1920年前後を頂点とする大正デモクラシーといわれる時期であるが、軍国主義が高揚して...

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信なくば立たず

 カント(1724~1804)は、それまでの哲学の立場である、独断論と懐疑論を乗り越えて批判の立場を提起した。  独断論は、批判的な吟味をせず独断的な主張をする。懐疑論は、なにごとにおいて...

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枝野氏に本当の政治家精神があるか

 立憲民主党の大会で、枝野氏は「政権を担う」「理念・政策をぶれずに貫く」ことを強調した。それ自体は当たり前であるが、実は当たり前ではない。  読売新聞社説(2/17)が主張するごとく、「説...

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ウイルス対策仕切り直し

 専門家の見立てでは、国内ではCOVID19にすでに3次感染以上で感染した可能性があるという。  初の国内死亡者の場合は、屋形船観光者からの経路が想像される。  当初の防御態勢は、いわゆ...

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本日も漂った

 今日はシュレーゲル(1819~1857)の『西洋哲学史』(1848)を最後まで読んだ。シュレーゲルはヘーゲル(1770~1831)の哲学を継承した哲学者の1人である。38歳で亡くなった。『...

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日本の対応は大丈夫か

 WHOが、新型コロナ・ウイルスをCOVID19と名付けた。Corona、Virus、diseaseを組み合わせた。  CODIVD19の感染力は目下の計算では、1人から2.2人で、インフ...

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EUの混迷が続く

 フランスのマクロン大統領の支持率が30%台前半で低迷中である。  黄色いベスト運動は縮小したが、公務員の年金改革案反対で交通機関などのストライキ行動が3か月を超えて続いている。  この...