日々道楽

ワクチン異聞

 ポーランド特産ウォッカ(Vodlka)のズブロッカ(Zubrouka)は、ビアウォヴィエジの森にしか生えていないバイソングラスで漬け込んだ、ちょっと病みつきになりそうなフレーバーな銘品である。

 バイソングラスは、名前のごとくポーランドバイソンが食べる草で、これを手作業で刈り取る。ズブロッカの瓶には、手作業でバイソングラスが1本入っている。

 ウォッカがなければ夜も昼も、人生もないロシア(当時ソ連)がポーランドに侵攻したのは、ズブロッカが欲しかったからだというジョークも作られた。

 ロシアでは、ただいまコロナウィルス感染240万人超・死亡4万人超、いよいよ国産ワクチン「スプートニクV」の接種が開始した。1人2回接種する。

 それはよろしいのだが、接種前の2週間と接種後の42日間は、断酒せよというお達しだ。市民の悩みはとてもじゃないが小さくない。

 ウォッカは飲みたし、to Be or not to Beだ、悩みは尽きない。ズブロッカを啜りつつ、ちょっと笑ってしまった。