説明責任を果たすことは政治家の条件
世間において不祥事や失敗は発生するものだ。 その場合、原因を特定すれば今後への有益になる。そのためには、発生した不祥事・事件についてまずきちんと事実経過をおさらいせねばならない。 ...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
世間において不祥事や失敗は発生するものだ。 その場合、原因を特定すれば今後への有益になる。そのためには、発生した不祥事・事件についてまずきちんと事実経過をおさらいせねばならない。 ...
この冬のあまりの寒さに、外出を控えて家でのんびりしていた。たまたまTVでは、解剖学者である養老孟司さんへのインタビューを放送していた。 養老先生は、経済性・合理性・効率性を貫くと究極的...
毎月勤労統計不正について厚労省の特別監査委員会が報告書を発表した。 いわく、担当者が不正を認識しつつ踏襲していた。不正手続きを容認する事務取扱要領は部長が決済した。局長級は報告を受けて...
中国の2018年経済成長率が前年比6.6%と発表された。GDP総額は90兆元を上回った。日本円では1,444兆円、日本のざっと2.6倍だ。 朝日、読売、毎日のいずれも社説(1/22)で...
昨年1月25日、Dooms day Clock(終末時計)の残り時間が2分だと発表された。 同2月2日には、米国防省が核戦略報告書で「核態勢見直し」(Nuclear Posture R...
定年後はアルバイトもせず主婦していると言うと、「いつも何しているの?」と聞かれることが多い。確かに、通勤を含めて1日の約半分を仕事に使っていたことを考えれば、定年後はその12時間をどうして...
NO.1286 今年も春闘の季節になった。賃金は労使関係の基本中の基本である。とくに働く人からすると、賃金を上げるか上げないかの問題だけではなく、働き方の基盤として、その現実と在り方につ...
外国人特派員であれば、「日本では、政府がきちんとした仕事をしないのが普通だ」と書くかもしれない。 なにしろ首相はじめ政治家が話す言葉と実態が異なる。 官僚の仕事がずさんである。もち...
ロシアとの平和条約交渉は時宜を得ているであろうか。 そもそもロシアには、平和条約締結を急がねばならない事情がない。日本では、ロシアが経済的支援に大きな期待を寄せているという物語が作られ...
コービン労働党提出の不信任案が否決されて、メイ首相が信任された。コービン氏が期待した保守党側の謀反が起こらなかった。 先のメイ首相提案のEU離脱案では謀反した議員が不信任案ではメイ首相支...
イギリス人が現実主義者であるという話をしばしば聞く。 現実主義者の代表たる議会がメイ首相のBrexit案を432票対202票の大差で否決した。労働党はメイ首相の不信任案を提出、本日採決...
議論して結論を出さなければならない問題を、じっくり煮詰めないままに直接投票をするのは、多数決のまずい使い方である。イギリスのBrexitがまさにその見本である。 そもそも直接投票が求め...