「 2019年 」一覧

NO IMAGE

これを組織的隠蔽と言うのである

 毎月勤労統計不正について厚労省の特別監査委員会が報告書を発表した。  いわく、担当者が不正を認識しつつ踏襲していた。不正手続きを容認する事務取扱要領は部長が決済した。局長級は報告を受けて...

NO IMAGE

小・零細企業に力を入れる中国

 中国の2018年経済成長率が前年比6.6%と発表された。GDP総額は90兆元を上回った。日本円では1,444兆円、日本のざっと2.6倍だ。  朝日、読売、毎日のいずれも社説(1/22)で...

NO IMAGE

ナンセンスで危険な競争

 昨年1月25日、Dooms day Clock(終末時計)の残り時間が2分だと発表された。  同2月2日には、米国防省が核戦略報告書で「核態勢見直し」(Nuclear Posture R...

NO IMAGE

乱世的日本を憂う

 外国人特派員であれば、「日本では、政府がきちんとした仕事をしないのが普通だ」と書くかもしれない。  なにしろ首相はじめ政治家が話す言葉と実態が異なる。  官僚の仕事がずさんである。もち...

NO IMAGE

対ロシア外交の懸念

 ロシアとの平和条約交渉は時宜を得ているであろうか。  そもそもロシアには、平和条約締結を急がねばならない事情がない。日本では、ロシアが経済的支援に大きな期待を寄せているという物語が作られ...

NO IMAGE

コービン氏の動向は?

コービン労働党提出の不信任案が否決されて、メイ首相が信任された。コービン氏が期待した保守党側の謀反が起こらなかった。  先のメイ首相提案のEU離脱案では謀反した議員が不信任案ではメイ首相支...

NO IMAGE

イギリス的現実主義の選択?

 イギリス人が現実主義者であるという話をしばしば聞く。  現実主義者の代表たる議会がメイ首相のBrexit案を432票対202票の大差で否決した。労働党はメイ首相の不信任案を提出、本日採決...

NO IMAGE

県民投票妨害の動きが意味すること

 議論して結論を出さなければならない問題を、じっくり煮詰めないままに直接投票をするのは、多数決のまずい使い方である。イギリスのBrexitがまさにその見本である。  そもそも直接投票が求め...