「 2024年 」一覧

政倫審は成果あり

政倫審は成果あり

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  参議院での政治倫理審査会が開催された。  本日の社説は、朝日「裏金の説明 政倫審の限界は明らか」、読売「参院政倫審 会計責任者に聞いてはどうか」、毎日...

労使共闘? 地に足が着いていない

労使共闘? 地に足が着いていない

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  春闘集中回答が出て、新聞は、満額回答、高水準賃上げの文字が浮かれている。今回は、朝日新聞の報道を見ながら一言記す。  全体のトーンが「労使共闘」春闘論...

米欧はウクライナを救え

米欧はウクライナを救え

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  ローマ教皇が2月収録のインタビューで、ウクライナ戦争について語った内容が報道された。  教皇「もっとも強いものは、状況を見て、国民のことを考え、白旗を...

毅然とした態度

毅然とした態度

筆者 渡邊隆之(わたなべ・たかゆき)  2024年3月11日、オランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)の新所長に赤根智子判事が選出された。任期は3年、日本人としては初めてである。  赤...

雪よ、岩よ、われらが宿り

雪よ、岩よ、われらが宿り

筆者 曽野緋暮子(そのひ・ぐらし)  1月の山仲間の新年会で若手女子メンバーが「雪山に行きたい。」と言った。山男達は「おっ、良いね! 行こうやあ。」と盛り上がった。雪山は準備が大変だし、寒...

ミサゴは海中へ落ちるものか

ミサゴは海中へ落ちるものか

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  ospreyは、日本語でミサゴ。海浜に住んで海上を飛び回り、急降下して魚を捕らえる。  そのまま海中に突っ込むオスプレイは人間が作った飛行機だ。世界中...

運命が扉を叩く音

運命が扉を叩く音

NO.1553  深夜、眠りから覚めてうとうとしていると、救急車が近づいてやがて遠のいていく音が聞こえた。格別珍しい出来事でもなく、眠っていて目が覚めるほどの音でもない。それに、毎日24時...

政治倫理審査会は弁明の場なの?

政治倫理審査会は弁明の場なの?

筆者 高井潔司(たかい・きよし)  テレビやラジオでニュースを聞くと、当然ながら聞き逃してしまう部分がある。しかし、何度も聞かされると、「えっ、そうなの?」とひっかかるところも出てくる。N...

ネガティブキャンペーンを超えて

ネガティブキャンペーンを超えて

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  国内ネタは、どうも面白みに欠けるので、本日もアメリカ大統領選挙に関して少し書く。こちらは面白いというわけではないが、世界中に危うさをばらまいてくれそうな...

ヘイリー氏の突っ張り

ヘイリー氏の突っ張り

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  トランプ氏が共和党の予備選挙を制するのは、だいたい事前に予想されていたが、ヘイリー氏は頑張って敗色濃くても撤退しない。  ヘイリー氏の狙いがわかってき...

しがらみ再考

しがらみ再考

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  一時期、しがらみのない政治という言葉が目立った。この場合、「まとわりつく」関係=利害関係を断つ政治という使い方であった。  しかし、政治家諸氏は、地縁...

目的と手段の履き違え

目的と手段の履き違え

NO.1552  パスカル(1623~1662)を研究した三木清(1897~1945)は、「人間は運動体」であることに気づいた。わたしは当初、こんなことは哲学して理屈をこねるまでもないと思...