「 2024年 」一覧

雪よ、岩よ、われらが宿り

雪よ、岩よ、われらが宿り

筆者 曽野緋暮子(そのひ・ぐらし)  1月の山仲間の新年会で若手女子メンバーが「雪山に行きたい。」と言った。山男達は「おっ、良いね! 行こうやあ。」と盛り上がった。雪山は準備が大変だし、寒...

ミサゴは海中へ落ちるものか

ミサゴは海中へ落ちるものか

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  ospreyは、日本語でミサゴ。海浜に住んで海上を飛び回り、急降下して魚を捕らえる。  そのまま海中に突っ込むオスプレイは人間が作った飛行機だ。世界中...

運命が扉を叩く音

運命が扉を叩く音

NO.1553  深夜、眠りから覚めてうとうとしていると、救急車が近づいてやがて遠のいていく音が聞こえた。格別珍しい出来事でもなく、眠っていて目が覚めるほどの音でもない。それに、毎日24時...

政治倫理審査会は弁明の場なの?

政治倫理審査会は弁明の場なの?

筆者 高井潔司(たかい・きよし)  テレビやラジオでニュースを聞くと、当然ながら聞き逃してしまう部分がある。しかし、何度も聞かされると、「えっ、そうなの?」とひっかかるところも出てくる。N...

ネガティブキャンペーンを超えて

ネガティブキャンペーンを超えて

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  国内ネタは、どうも面白みに欠けるので、本日もアメリカ大統領選挙に関して少し書く。こちらは面白いというわけではないが、世界中に危うさをばらまいてくれそうな...

ヘイリー氏の突っ張り

ヘイリー氏の突っ張り

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  トランプ氏が共和党の予備選挙を制するのは、だいたい事前に予想されていたが、ヘイリー氏は頑張って敗色濃くても撤退しない。  ヘイリー氏の狙いがわかってき...

しがらみ再考

しがらみ再考

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  一時期、しがらみのない政治という言葉が目立った。この場合、「まとわりつく」関係=利害関係を断つ政治という使い方であった。  しかし、政治家諸氏は、地縁...

目的と手段の履き違え

目的と手段の履き違え

NO.1552  パスカル(1623~1662)を研究した三木清(1897~1945)は、「人間は運動体」であることに気づいた。わたしは当初、こんなことは哲学して理屈をこねるまでもないと思...

幕引きに使われた政治倫理審査会

幕引きに使われた政治倫理審査会

筆者 高井潔司(たかい・きよし)  全面公開で国民に向け説明責任を果たせと、鳴り物入りで開かれた政治倫理審査会、残念ながら何ら真相が解明されないまま閉幕した。  元首相など大物議員を...

戦前と変わらぬ、無責任リーダー

戦前と変わらぬ、無責任リーダー

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  政治倫理審査会には、もともと制度的に限界があるし、もちろん、野党独自の調査活動に大きな期待がかけられない。  公開か非公開かでひと騒動したのも無理から...

やはり、倫理が欠落だ

やはり、倫理が欠落だ

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  被災された方々に応援カンパをするために、パーティを開くとする。  パーティに飲食は付き物である。主催者と参加者の関係は、いわば商品を販売する人と購入す...

思い出すモンゴル

思い出すモンゴル

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  モンゴルで今年、ソド(寒雪害)で、家畜210万頭が死亡した。全体の家畜数は6,470万頭である。ソドはこの10年に6回発生しているそうだ。  20年前...