「 2022年04月 」一覧

届かない気持ち

届かない気持ち

 予想は比較的当たるが、期待はほとんど外れる。コロナはとにかく、ウクライナ戦争には、一喜一憂どころか、いらいらカリカリしっ放しだ。  プーチンが悪い、けしからん。こんなことは格別の訳知りで...

残念

残念

 スウェーデンとフィンランドが、NATO加盟申請をするという観測が上がっている。  両国は第二次世界大戦後、非同盟を堅持してきた。さっそく、ロシアは反発している。なにしろ、NATOの敵はロ...

アメリカを支持しない国は多い

アメリカを支持しない国は多い

 対ロシア制裁を支持しない国が少なくない。人口ベースでは、ざっと世界の1/2という勘定になる。  もちろん、ロシアの侵略戦争を歓迎してはいない。にもかかわらず制裁論に与しないのは、それらの...

世界の良識が問われる

世界の良識が問われる

 プーチンは、ソ連解体によって、ワルシャワ条約機構を解体したのに、アメリカがNATOの強化を図ってきたことに不満である。ロシアが敵視されることに異議申し立てをした。  異議申し立ての方法が...

連合は、大衆運動の性根を再興せよ

連合は、大衆運動の性根を再興せよ

 アメリカの労働組合は1980年には組織率20%だったが、いまは10.3%である。組織率減少の原因は、個人主義の強いアメリカ人気質もあるし、国民一般の組合支持率が下がっていた。  もちろん...

死の政治家

死の政治家

 1月末時点では、ゼレンスキー氏が、欧米各国がロシアの挑発を拡大させていると分析し、パニックを作り出すな、と欧米に注文していた。  イギリスでは、ジョンソン首相のクビがいつ飛ぶかと噂されて...

政治家は「理性」を取り戻せ

政治家は「理性」を取り戻せ

NO.1454  プーチンは、攻略目標をドンバス地方に絞って、形を作り、第二次世界大戦における対独戦勝記念日である5月9日に、勝利宣言を発するという観測が出ている。しかし、勝利というにはみ...

政府・議会の知的怠惰

政府・議会の知的怠惰

 戦争が始まると、戦争自体が目的化すると指摘し続けてきた。いまが、まさにその通りだ。プーチンの頭の中もわからないが、バイデン氏もなにを考えているのかわからない。  勘繰れば、この際、ロシア...

アイゼンハワーの警鐘

アイゼンハワーの警鐘

 1961年1月17日、大統領退任を3日後に控えたアイゼンハワー(1890~1969)が離任演説をおこなった。  後々まで注目されたのは、彼が軍産複合体による影響力の獲得を排除せねばならな...

アメリカは代理戦争を止めさせろ

アメリカは代理戦争を止めさせろ

 アメリカの下院軍事委員会では、「どうしたらもっと(ウクライナ支援)できるか」というテーマで、オースティン国防長官やミリー統合参謀本部議長に多くの質問が出されたという。  2人の見解は、い...