
届かない気持ち
予想は比較的当たるが、期待はほとんど外れる。コロナはとにかく、ウクライナ戦争には、一喜一憂どころか、いらいらカリカリしっ放しだ。 プーチンが悪い、けしからん。こんなことは格別の訳知りで...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
予想は比較的当たるが、期待はほとんど外れる。コロナはとにかく、ウクライナ戦争には、一喜一憂どころか、いらいらカリカリしっ放しだ。 プーチンが悪い、けしからん。こんなことは格別の訳知りで...
NO.1455 西側は、全面的にウクライナ支援で、ロシアを全面的悪玉として思考している。経済的制裁もまちがいなく戦争手段であり、ロシアからすれば、悪いことをしたから制裁されているとは考え...
スウェーデンとフィンランドが、NATO加盟申請をするという観測が上がっている。 両国は第二次世界大戦後、非同盟を堅持してきた。さっそく、ロシアは反発している。なにしろ、NATOの敵はロ...
対ロシア制裁を支持しない国が少なくない。人口ベースでは、ざっと世界の1/2という勘定になる。 もちろん、ロシアの侵略戦争を歓迎してはいない。にもかかわらず制裁論に与しないのは、それらの...
プーチンは、ソ連解体によって、ワルシャワ条約機構を解体したのに、アメリカがNATOの強化を図ってきたことに不満である。ロシアが敵視されることに異議申し立てをした。 異議申し立ての方法が...
アメリカの労働組合は1980年には組織率20%だったが、いまは10.3%である。組織率減少の原因は、個人主義の強いアメリカ人気質もあるし、国民一般の組合支持率が下がっていた。 もちろん...
いまの世界情勢から見えるのは、民主主義の脆弱性とナショナリズムの危険性だ。前者は、人間の尊厳、つまり個人の価値を最大尊重する。後者は、その正反対で、国家の価値を尊重するのは看板で、実は、権...
1月末時点では、ゼレンスキー氏が、欧米各国がロシアの挑発を拡大させていると分析し、パニックを作り出すな、と欧米に注文していた。 イギリスでは、ジョンソン首相のクビがいつ飛ぶかと噂されて...
NO.1454 プーチンは、攻略目標をドンバス地方に絞って、形を作り、第二次世界大戦における対独戦勝記念日である5月9日に、勝利宣言を発するという観測が出ている。しかし、勝利というにはみ...
戦争が始まると、戦争自体が目的化すると指摘し続けてきた。いまが、まさにその通りだ。プーチンの頭の中もわからないが、バイデン氏もなにを考えているのかわからない。 勘繰れば、この際、ロシア...
1961年1月17日、大統領退任を3日後に控えたアイゼンハワー(1890~1969)が離任演説をおこなった。 後々まで注目されたのは、彼が軍産複合体による影響力の獲得を排除せねばならな...
アメリカの下院軍事委員会では、「どうしたらもっと(ウクライナ支援)できるか」というテーマで、オースティン国防長官やミリー統合参謀本部議長に多くの質問が出されたという。 2人の見解は、い...