柘榴
柘榴を描いていたら皮が段々乾いて、 瑠璃色の実が熟して腐り始めた。 時が柘榴を熟成させる。 時は流れない、時は積み重なる。 人生にも、時は積み重なっている。 ...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
柘榴を描いていたら皮が段々乾いて、 瑠璃色の実が熟して腐り始めた。 時が柘榴を熟成させる。 時は流れない、時は積み重なる。 人生にも、時は積み重なっている。 ...
私の部屋に、動かない時計が置いてある。 針は14時46分で止めてある。 これは、忘れてはならない時間。 私の中に芽吹きそうな、ほんの小さな『無関心』への抗いである。 熊の...
明け方に目が覚めたので、机の上の硝子瓶に眼鏡を挿して絵を描いた。 見た目どおりに描こうとするが、それでは硝子瓶と眼鏡の存在感がどうしても出てこない。私にとって硝子瓶と眼鏡は、...
「心の岸辺に咲いた一輪の花」という歌詞があった。 この花は誰でも咲かせることができるが、心の水やりを怠るとすぐに枯れて消えてしまう。 あなたの心に花は咲いていま...
人は社会の中で「表現」をしながら生きてゆく。同時に様々な「表現」を享受しつつ成長し、自己実現に向かってゆく。Ars Longa vita brevis ...
絵画は基本的に「線や面」で表現する。「線や面」は造形の基本的要素である。 ポリバケツのような無機質な物を並べ、そこに見える「線と面」を特化して再構成するというデッサンをした...
紀元前三千年、古代メソポタミアでは既に小麦と大麦の栽培が始まっていたという。 麦の生産性が高くなると、農耕に専念しなくてもよい人々が生まれ、文明が発達する。 民族と宗...