明け方に目が覚めたので、机の上の硝子瓶に眼鏡を挿して絵を描いた。
見た目どおりに描こうとするが、それでは硝子瓶と眼鏡の存在感がどうしても出てこない。私にとって硝子瓶と眼鏡は、ただ「物がそこにある」というだけではなさそうだ。
どうやら、私のどこかに「内的空間」が存在しているらしい・・・。
「眼鏡」A4版クラフト紙 鉛筆、白色鉛筆
熊のPOOHさん
1954年、桐生市生まれ。22歳から労働組合の地方組織で32年間組合活動に専念。 再就職先も定年退職し、現在武蔵野美術大学・通信教育課程で「絵」の修業中。妻・義母・雌猫のモモと同居。