政治に緊張感を取り戻すには選挙しかない
菅首相はよほどいいところのご出身のようだ。緊急事態宣言を21都道府県にまで拡大を決定した8月25日の記者会見で「明かりははっきり見え始めている」と語った。これほど国民感情からかけ離れた発言...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
菅首相はよほどいいところのご出身のようだ。緊急事態宣言を21都道府県にまで拡大を決定した8月25日の記者会見で「明かりははっきり見え始めている」と語った。これほど国民感情からかけ離れた発言...
コロナ感染拡大への国民の不安の拡大、五輪関係者のスキャンダル噴出にもかかわらず、五輪開催は強行された。「金メダルが2、30個も出れば世論の支持も変わる」というのが政権の思惑であろう。確かに...
相変わらずコロナ禍対策とそれに伴う五輪開催への政府の迷走が続いている。菅政権は五輪開催にこだわるが故にコロナ対策とりわけワクチン接種の実施で、場当たり、泥縄対策に終始し、不安は解消するどこ...
バイデン米政権の対アジア外交が動き出した。その基調は、中国経済がアメリカを追い越こそうとする勢いの中で、中国に対抗するための対中包囲外交と言えるだろう。日本の外交はその置かれた国際環境を直...
‟平成の失言王“、森喜朗東京五輪・パラリンピック組織委員会会長がようやく辞任した。しかし、橋本聖子新会長選任までのプロセスを見ていると、とても「めでたし、めでたし」と手放しで喜んでおられる...
――――――――それにひきかえわが国では… さまざまな試練と混乱を経て、ようやくアメリカのバイデン新政権がスタートした。1月22日付の日本の主要新聞朝刊にも、バイデン新大統領の就任演説の...
いわゆる桜問題で、東京地検特捜部は安倍前首相の公設秘書を政治資金規正法違反で略式起訴とし、前首相自身は嫌疑不十分で不起訴とした。これは私が先月号で「事案はあくまで秘書の独断による政治資金収...
先月号で指摘した菅政権の説明責任軽視、国会論議の軽視が、依然続いている。その実態を統計的にあぶり出した面白い記事が11月10日付け朝日新聞に掲載されていた。「『控える』答弁80回近く」がそ...
菅義偉首相がようやく国会で就任後初の所信表明演説を行った。「温室ガス2050年ゼロ」など「政策ずらり 実行力強調」(10月27日付朝日新聞見出し)と期待を持たせるような報道ぶりだが、「20...
最近、新聞やテレビで、「ほめ脳」という言葉をよく聞くようになった。ほめると、ほめられた人がより良く育つだけでなく、ほめる人にもいい効果があるという。ほめると、癒しホルモン「オキシトシン」と...
コロナ禍の中、参列者の規模は縮小されたものの、今年も広島、長崎の原爆投下の日、15日の終戦記念日に、犠牲者、戦没者の追悼式典がしめやかに執り行われた。新聞紙面でも、例年通り、大きなスペース...
封殺された後、北大(北京大学)は私の唯一の精神的空間だった 北京大学ー銭理群教授 最終講義 本日は、北京大学での正規の授業として最後の講義になります。最後の時間を利用して、私が...