「決め打ち」できない日本のもどかしさ
9月23日各紙朝刊は、日銀の植田総裁の記者会見を一面トップで伝えた。内容は「日銀金融緩和継続」、「物価目標『見通せず』」(読売の見出し)と各紙似たり寄ったり。もちろん物価高に悩む国民として...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
9月23日各紙朝刊は、日銀の植田総裁の記者会見を一面トップで伝えた。内容は「日銀金融緩和継続」、「物価目標『見通せず』」(読売の見出し)と各紙似たり寄ったり。もちろん物価高に悩む国民として...
ブリンケン米国務長官が6月、中国を訪問し、米中は関係改善に向けて動き出した。アメリカの国務長官の中国訪問は2018年以来、5年ぶり。この間、台湾問題をはじめ様々な問題で対立がエスカレートし...
大手芸能プロダクション・ジャニーズ事務所の創業者(2019年に死去)の性加害をめぐって、現社長が謝罪の動画と書面を、同社の公式サイトを通して公開した。謝罪といっても、本人に口なしで、「事実...
首相側近の荒井秘書官が、LGBTQなど性的少数者や同性婚のあり方をめぐる失言で、更迭された。「僕だって見るのも嫌だ。隣に住んでいるのもちょっと嫌だ」などといった差別的な発言が問題となった。...
ロシア軍が2月25日、ウクライナへの全面的な侵攻を開始した。冷戦体制の復活は言うまでもなく、第3次世界大戦につながりかねない暴挙であり、対岸の火事として傍観しているわけにはいかない。実は今...
封殺された後、北大(北京大学)は私の唯一の精神的空間だった 北京大学ー銭理群教授 最終講義 本日は、北京大学での正規の授業として最後の講義になります。最後の時間を利用して、私が...
3月に定年退職を迎える。友人、知人から最終講義はいつかと聞かれることが多い。最終講義では、退職を前に、教員生活を総括するような講義を公開で行うのが通例で、卒業生や他大学の友人も多数参加して...
ボーっと生きているわけにはいかないご時勢 年末恒例の「流行語大賞」のトップテンに、NHKバラエティ番組「チコちゃんに叱られる」の「ボーっと生きてんじゃねーよ」が選ばれた。これは私たち教員...
大学のジャーナリズムに関する授業では目下、「広報とメディア」の関係に触れるあたりに差し掛かっている。これまで情報の信頼性を重視するジャーナリズムにとって、取材がいかに大切であるかを講義して...
アメリカにダンス留学した二女がアメリカ人と結婚して間もなく3年になる。婿殿は「オハヨゴザイマス」と愛敬はふりまいてくれるが、ちっとも日本語を勉強する気がなく、こちらはやむなくNHKのラジオ...
LGBT(性的弱者)に対する偏見を助長する杉田水脈衆院議員の文章を擁護する特集を組んだ「新潮45」が改めて社会的批判を浴び、急きょ休刊の運びとなった。特集から休刊へ急転直下の幕引きとなった...
8月は安倍政権にとって試練の月ではなかったろうか。ヒロシマ、ナガサキの被爆記念日、続いて15日の終戦記念日。首相としてはそれぞれの式典に出席し、あいさつをしなければならない。今年は首相にと...