「 2023年 」一覧

醜悪な変貌

醜悪な変貌

 ちょっと情緒的なことを書く。  映画『Exodus(栄光への脱出)』を観てから60年近く過ぎた。モーゼの出エジプト記(Exodus)が彷彿した。1948年のイスラエル独立宣言への人々の感...

イスラエルの暴走を止めたい

イスラエルの暴走を止めたい

 ようやく新聞にイスラエルに圧迫され続けてきたパレスチナ事情が掲載されるようになったが、どうも鈍い。  ハマスはいわゆるテロ組織ではない。アメリカは国内のユダヤ人の影響力が大きいから、イス...

信仰の自由と教団体制

信仰の自由と教団体制

NO.1532  あまりなじめない町の機械工場に働く15歳の少年は、身体だけでなく、頭の芯まで疲れた気持ちを抱えて、師走の街をどこへ行くでもなく歩いていた。ふと気づけば、やさしく、清らかな...

ギチョー

ギチョー

 衆議院議長細田氏の議長辞任表明記者会見は、疑惑塗れ、説明責任果さずとしておおかたの新聞はこっぴどく批判した。  冷静にみると、細田氏は辞任が不本意だということ。辞任理由は闘病生活だという...

教団の目的は布教か?

教団の目的は布教か?

 本日の社説は次のごとく、「教団の解散命令 救済と解明はこれからだ」(朝日)、「旧統一教会問題 反社会的な活動は許されない」(読売)、「旧統一教会の解散請求 被害の救済はこれからだ」。すべて...

予算は杜撰

予算は杜撰

 新しい分野への挑戦のための基金が、予算は大きいが未使用だという記事が朝日新聞(10/12)に出た。  その1つ、経済安全保障重要技術育成基金なるもの。2021年度と22年度で合計5千億円...

自民党ならではのお粗末

自民党ならではのお粗末

 埼玉県議会で、自民党県議団が提出した子ども放置禁止条例改正案なるものは、県民のみなさんのブーイングで没。  子育て世代をはじめとする関係者の苦労に向き合っていないからだと悪評紛々なのだが...

パレスチナ・イスラエルの紛争

パレスチナ・イスラエルの紛争

 軍事力の格差が圧倒的だから、ハマスが短時間に7カ所の分離壁(検問所)を突破してイスラエル側へ突入したことが、世界を驚かせた。  現実点では、おおかたの報道はハマスのテロ活動として扱い、イ...

官僚制国家は活力を失う

官僚制国家は活力を失う

NO.1531  尾身茂氏(元コロナ対策分科会長)が朝日新聞のインタビューに応じた記事(10/1)が興味深かったので、簡単に紹介して、多少の感想を記したい。  尾身氏はこのほど『1100...

落語でない、落ちた話

落語でない、落ちた話

 この夏に前日銀総裁の黒田氏が非公開の勉強会で、国債増発や借金膨張の問題を指摘した。参加者は無責任だと白けたそうだ。当たり前だ。  安倍政権のもとで、ジャンジャン国債増発して、にっちもさっ...

解散歓迎の軽薄

解散歓迎の軽薄

 衆議院議員任期4年、じっくり政策に取り組んで、与野党問わず堂々たる議論を交わしてほしいのは当たり前である。  自民党某議員はいまでは大ベテランだが、官僚からの転身で、当選したときは比較的...

政治家に危機感がない

政治家に危機感がない

 円の独歩安、株価が下がり、金利が上昇。貿易赤字が止まらない。  アメリカの金利が高いからだというが、それだけではない。日本経済の力が劣化している。  これで、消費者がドル買いをするよう...