いかに働くべきかを考えたい
NO.1294 機械工場の班長で、人格、技量ともに優れて、人望のある先輩がおられた。先輩は50代半ば、わたしは22、23歳であったか。たまたま春闘時期だったと思うが、先輩が入社して以来の...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
NO.1294 機械工場の班長で、人格、技量ともに優れて、人望のある先輩がおられた。先輩は50代半ば、わたしは22、23歳であったか。たまたま春闘時期だったと思うが、先輩が入社して以来の...
NO.1293 P・ラファルグ(1842~1911)の『怠ける権利』(1880)は、著者38歳の作物である。その12年前、K・マルクス(1818~1883)の次女ラウラと結婚した。彼はフ...
NO.1292 世の中はことばが氾濫している。ことばあってこその世の中である。ことばが大切に扱われているだろうか? ことばは何ごとかの意味を表現するものである。ことばの信頼が失われるなら...
どうぞお求めくださいませ 週刊RO通信は1995年創刊以来、日々の変化を記録し、懐疑し、書物に裏付けの助けを借りたコラムに仕立てて無料配信しています。 忘れやすいので忘れないよう、問...
NO.1291 沖縄県知事の仲井眞弘多氏(当時)が、病気入院から退院して公務復帰する直前の2013年2月2日に、仲井眞・安倍会談がおこなわれた。その年末12月27日、仲井眞氏が辺野古新基...
NO.1290 父たる人は、フランスはアンジェの貧しい靴屋の4番目の子で、文字を知らなかった。20歳ごろシャルル10世の近衛連隊に入ったのを機に、ひたすら学んだ。4年後パリ7月革命(18...
NO.1289 イブが蛇にそそのかされて、アダム共々リンゴを食べた。リンゴは分別や知恵であった。神が食べてはならぬと命じたことをなしたので2人は楽園を放逐された。人間は贖罪のために働く。...
NO.1288 元号が変わるので、「平成の30年」について語る企画が登場している。「明治は遠くなりにけり」とか、「激動の昭和」などという調子には、一種の感慨が去来するが、歴史はちょいとコ...
NO.1287 皆さんに聞いた働く事情は3点セットである。いわく、「賃金が安い」「長時間労働」「有給休暇が取られない」。ところで、これが大きな声として沸いてこないのが、とても奇妙である。...
NO.1286 今年も春闘の季節になった。賃金は労使関係の基本中の基本である。とくに働く人からすると、賃金を上げるか上げないかの問題だけではなく、働き方の基盤として、その現実と在り方につ...
NO.1285 昨年は、官僚が政治家を忖度するという文脈で語られることが多かったが、よくよく考えてみると、実は官僚による政治家の忖度ではなくて、政治家も官僚もまとめて、仕事の精神が堕落し...
NO.1284 年末年始になると、いろんな視野・視点から世の中の課題についての問題が提起される。1年間の総括と新しい年への展望が語られる。新しい年への期待を膨らませる人も少なくないであろ...