「 論 考 」一覧

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記録の意義

 記述することはものごとの明快・明晰さを確保するために大事な方法である。  記録は、他者が見て、検討・研究して学んで、進歩に貢献させられるもので、人類の進歩は先人の記録に負うところが極めて...

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会期延長に意味があるか!

 延長国会で審議しなければならない重要法案があるのだろうか。厚化粧を落としてみれば貧弱な内容や、反対が多い法案ばかりである。  本日読売社説は、延長国会は「建設的な論議で役割を果たせ」と掲...

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ボロ隠せず

 加計氏の姑息な記者会見は、ボロ隠しのつもりであろう。  2015年2月に安倍氏と面会したことを否定した。  「(面会は)記憶にも記録にもない」という表現である。ロッキード事件当時、「記...

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汚さに徹する自民党

 大阪で地震があり、防災体制に隙はなかったかみたいな記事が出る。毎度のこととはいえ、このような論調はナンセンス以外のなにものでもない。  世界のM6以上の地震の20%が日本で発生しているそ...

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独裁者は嘘をつく

 トランプ氏の発言が、大方は嘘と誇張だという「常識」が出来上がった。しかし、簡単に辞めさせる手立てがない。次の選挙までは。  この事情でもっともまずいのは、政治家世界最強の立場にある人の言...

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日本のかじ取り

 米国FRB(連邦準備銀行)が今年2回目の利上げをした。さらに、年内3回としていた利上げを4回にするとした。ユーロは大幅安の動きだ。  新興国のマネーが流出しつつある。加えて、米国による貿...

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危ない世界を作る人々

 嘘をつき続けると、ニッチもサッチもいかなくなって、惨めな思いをするのは自分である。  米朝会談の評価がいろいろ論じられている。  トランプ氏も金正恩氏も、国内政治のために体裁を取り繕っ...

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日本政府に何が可能か!

 米朝首脳会談について、報道は北の核放棄実現が具体的でないというが、それは初めからわかっていた。米朝を話し合いのテーブルに着かせることが出発点である。  順番からいえば、戦争終結をさせるべ...

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危機の時代

 オバマ氏は、世界秩序にアメリカが貢献するのは好んだが、アメリカによる世界支配的となることにブレーキを掛けようとした。そのために、とりわけ共和党の反発で大統領2期目後半は一種の政治的膠着状態...

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酒と車と非正規の関係

 最近の若者が車を持ちたがらない。また、昔の若者のようにお酒を飲まなくなったという話が頻繁に出る。日本全国共通の認識だ。  かつてのように車や酒が若者の気持ちを惹きつけなくなったか。という...

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言葉の信頼

 2月から行動開始した100人インタビューの最後の取材が昨日で終わった。取材記録は33万字相当になった。  これから報告書を書き上げるのであるが、インタビューしながらいつも思うのは、初対面...

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シンゾーの鼓動やいかに

 朝日によると、国有財産は2016年度末に106兆円ある。  それを監理するのは財務省理財局(中央)で、実際の業務は地方財務局が担っている。地方財務局はほとんどがノンキャリアだが、政治家(...