パスカル『パンセ』で心を洗う
欧米キャッチアップ ざっと100年前、大正から昭和へかけて、学生さんはおおいに本を読んだらしい。歴史学者の貝塚茂樹(1904~1987)は「大正時代の学生の間では、カントを理解することは...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
欧米キャッチアップ ざっと100年前、大正から昭和へかけて、学生さんはおおいに本を読んだらしい。歴史学者の貝塚茂樹(1904~1987)は「大正時代の学生の間では、カントを理解することは...
コロナ感染の拡大が止まらないなか、経済活性化を目的としたGoToキャンペーンが実施されている。総額1兆5300億円の税金を使ってのキャンペーンだが、東京都は感染者増加によってスルーされてい...
筆者は、この人のとか、この国のとか、この組織のとかの行動原理を考えることがある。そしてついに日本政府のコロナ対策の行動原理を思いついたがその前に、「あしたのジョー」という漫画の説明が必要だ...
とうとう「アベノトラブル」なる語が聞かれるようになった。本コラムでは先月、新型コロナウィルスの感染者急増を心配したが、杞憂ではなかった。 それにしても、この1カ月余の政府の無策ぶりは目...
ニューヨーク在住のマイケル・マカティアさん。NHK・BS放送でのニュース番組に週に1回登場するのですが、とても流暢な日本語に驚かされます。時事ネタを絡ませたダジャレをふんだんに織り交ぜなが...
6月30日に施行された香港国家安全維持法をめぐって中国政府と各国との摩擦が連日報道されている。著しい人権侵害があったり、他国への領土侵害の危険があったりした場合、国際連合が当事国に勧告する...
オーケストラのシーズンチケットを持っている。他でもないこの時節、中止や予定プログラムの変更、それに伴うチケットの払い戻し、三密回避の座席変更などなど、主催者はいつにない緊張と手続きに翻弄さ...
指定管理制度の活用(というより悪用)は今やどこの自治体でもお家芸のようになってしまった。何でもかんでも指定管理に放り投げれば、直営よりは安上がり(人を安く使える)、お役所がやるよりはサービ...
朝の洗顔時、両手に頬っぺたのずっしり感が…。話題になっている「コロナ太り」していることに気づいた瞬間だ。そう思って鏡を見るとくっきりとしていたほうれい線やマリオネットラインが薄くなっている...
扇動者たち ローウェンタールとグターマンの『煽動の技術』(1949)を読むと、第二次世界大戦以前と戦時中に、アメリカでもナチと酷似した、偏見に満ちた扇動者が各地で活躍していた。その柱は反...
例年開催していた展覧会が中止になった。そこで有志による「コロナ禍の中の作家たち」というグループ展を開催することになった。毎日が「ステイホーム」の絵かきは、コロナによってさほど生活が...