「 2019年07月 」一覧

NO IMAGE

狂気について

 酷い事件を起こす人がいる。  人の心は無限の暗闇だから、何が起こるかは予想できない。  仏文学者の渡辺一夫(1901~1975)『狂気について』の、「人間は狂気なしでいられないものらし...

NO IMAGE

独裁政治

 「独裁政治をしたい」と広言する政治家はいない。  その点、トランプ氏は正直で、北朝鮮の金正恩氏の演説を国民が直立不動で聞くのを称賛し、米国においても、自分の話を同様の態度で聞いてもらいた...

NO IMAGE

やせガエル負けるな

 首相の動向は日々に報道される。選挙戦で遊説の記録をみると、練り歩きや、たまたまの握手も報じられる。  ところが予定を報道へ連絡するのは前日だ。もちろん遊説先とは早くから打ち合わせしている...

NO IMAGE

愛国人士の本音!

 英国の次期首相になりそうだとされるジョンソン氏には、「本当の悪党か、不良ぶっているのかはわからないが、真実を軽蔑する姿勢であるから、モラルが欠如しているのは疑いない」という痛烈な批評がある...

NO IMAGE

演説なるもの

 議会で言葉を大事にしない議員は、議員の資格がない。  しゃべっても、詭弁を弄し、事実・論証を隠蔽し、果ては嘘をつくというのが、この間、議会でたくさん見られた。  選挙戦で、具体的政策論...

NO IMAGE

ホルムズ海峡有志連合の危惧

 アメリカのイランに対する動きを見ていると、イランとの核合意離脱が正しいことを立証するために、次々に緊張を高める手立てを講じている。  先の石油タンカーの爆破工作について、国連はまず徹底調...

NO IMAGE

馬耳東風か

 東京新聞に大学生の投稿が載っていた。授業で、先生から「新聞を読んで感じたことを書き出す」という課題が出された。学生がざわついて、挙句「何をすればいいんですか?」という質問(?)が飛び出した...

NO IMAGE

イギリスの凋落だけではない

 フィナンシャルタイムズのコラムニストM・ウルフ氏が、英国政治の機能不全について書いている。  サッチャーの新自由主義が失敗した。パックス・ブリタニカの偉大さ願望(幻想)にのほほんとしてい...

NO IMAGE

あちらでもこちらでも

 イギリスの駐米大使キム・ダロック氏の機密公電・メモが、『Daily Mail』で報じられた。いわく、「トランプ氏とその政権は無能、例を見ないほど機能不全」など。  その指摘は当たっている...