18世紀のパリは
風波の時 偉大な思想家J・J・ルソー(1712~1778)は『社会契約論』『エミール』(1762)を出版した後、宗教問題で権力者に追われて、スイスに逃れた。転々して、パリに戻られるまで...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
風波の時 偉大な思想家J・J・ルソー(1712~1778)は『社会契約論』『エミール』(1762)を出版した後、宗教問題で権力者に追われて、スイスに逃れた。転々して、パリに戻られるまで...
歴史は、1人ひとりが作っている。 これを大きく考えると、理性と野蛮の対抗戦が続けられている。たとえば北朝鮮問題だが、北のK氏もアメリカのT氏も、本当のところは衝突したくはないであろう。...
NO.1225 P・ヴァレリー(1871~1945)が「精神の危機」を、彼のカイエ(手帳)に書き残したのが1919年。第一次世界大戦で、度し難い人間の愚かさと危険性に痛烈な衝撃をうけたな...
幸徳秋水(1871~1911)が『帝国主義』を記述したのは1901年である。 アメリカ事情について次のような予測を記した。 ――将来、米国が生存の危機ありとすれば、領土拡張や、内部...
2018年度米国防予算上限7,000億ドル(78.8兆円)を上院が可決した。 従来ならば基本予算(兵器+給与)5,490億ドルであった。それをトランプ氏が6,030億ドルに引き上げたも...
世界的に株価・住宅・債券(資産価格)が高水準だが、長期金利が下がり続けている。 要するに企業が資金を借り入れない。貯蓄過剰と生産性が上がらないのが原因だ。実質金利が実体経済を反映すると...
読売社説(本日)で、小池氏が遁走した希望の党に対し、「現実路線を堅持せよ」と書く。 そもそも現実とはなにか。おそらく「現実をきちんと把握して的確な対応」をせよといいたいのであろう。 ...
武蔵野美術大学通信教育の科目で、「社会学」の試験勉強をしながら「経済学」のレポートに取り組んでいる。どちらもヨーロッパ各国の産業革命や植民地政策時代の辺りから成立し始めた学問のようである。...
審議時間7時間で野党8対与党2であれば、336分対84分。 これを自民党は3時間で5対5、90分対90分を要求した。 すったもんだして、野党2対与党1、審議時間4時間で、160分対...
絵が単なる物質であるならば、そこに見えるのは「絵具」に他ならない。一枚の絵がみる者に感動を与え、時にはその人の人生にまで影響するほどの力を持っているのは、絵が単なる絵具の塊ではないというこ...
南シナ海問題を巡って、トランプ氏が「仲介」を申し出た。 ASEAN諸国の首脳は、「結構なお申し出」であるというprotocol laden(儀式塗れ)のflatter(お世辞)で応じた...
朽ち果てる柘榴 命を宿す松ボックリ ・・・我が身を投影。 「柘榴と松ボックリ」A4版クラフト紙 鉛筆・白チョーク (画像処理) 熊のPOOHさん ...