衆愚政治家の意味
麻生氏の発言は本音だから、失言ではない。自分の思っていることをそのまま口にするのは、内容は別として、むしろ正直である。 だから、不愉快に感じた人があるとすれば、というような修飾語をつけ...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
麻生氏の発言は本音だから、失言ではない。自分の思っていることをそのまま口にするのは、内容は別として、むしろ正直である。 だから、不愉快に感じた人があるとすれば、というような修飾語をつけ...
低金利、貸出不振で地方銀行106行の半分が赤字で苦労している。 苦肉の策としていろいろな手数料を引き上げている。窓口で両替したら324円、硬貨500枚以上で入金すると540円、お客から...
カント(1724~1804)の『永遠平和のために』(1795)は、永遠平和が実現可能だという論拠を論証するために書かれた。 そのなかに、「商業精神は戦争と両立できない」という記述がある...
辺野古新基地は、埋め立て面積153ヘクタールで、その36.6%に当たる56ヘクタールが地盤軟弱なので、6万本の杭打ちをやらねばならないそうだ。 しかも深さは70メートルに及ぶ。羽田空港...
日欧EPAが発効した。早くもワイン価格を下げたスーパーの報道などあり、楽しみな方々も少なくないだろう。 フランスのシャンパンは、シャンパーニュ地方のものがシャンパンで、その他はヴァン・...
統計不正問題への批判が集中している。 読売は本日「信頼回復へ国会は役割果たせ」と社説を書くのだが、ことは行政の問題である。 国会では野党が真っ当な批判をしているが、例によって安部氏...
「政権与党でないと政策を実現できない」という言葉は昔からしばしば顔を出す。そんなことは当たり前である。 しかし、それが絶対的であれば野党の存在理由はゼロだ。 なぜ野党が必要なのか。...
政府を代表する首相によってなされる通常国会冒頭の施政方針演説は、国の在り方の現状を顧みて総括し、世界の状況を大きく分析し、ゆえに、今後はこのような針路を進もうではないかという、国民に対する...
本当は言わなかったらしいが、いかにもありそうな話が、フランス革命の際、食料に難儀して宮殿に押し掛けてきた民衆に対して、王妃マリー・アントワネットが「パンがなければお菓子をお食べ」と言った話...
外国人労働者が昨年10月時点で、146万人を超えた。その10年前は49万人であったから、ほぼ3倍に増加した。 外国人技能実習生の処遇が取り沙汰されているが、三菱自動車では溶接作業のはず...
日韓防衛問題の混乱が続く。 大きな背景には、依然として日韓関係は1945年までの両国関係のしこりが残っていることだ。 政治家が国民感情を無視できないのが当然だと考えれば、日本が文大...
世間において不祥事や失敗は発生するものだ。 その場合、原因を特定すれば今後への有益になる。そのためには、発生した不祥事・事件についてまずきちんと事実経過をおさらいせねばならない。 ...