「 論 考 」一覧

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環境ではなく主体が問題なのだ

 外相の河野氏が11日の記者会見で、ロシアのラブロフ外相発言についてのコメントを求められたが、答えず、「次の質問どうぞ」と発言した。  続く別の2人の記者の質問に対しても「次の質問どうぞ」...

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官僚国家の曲芸でございます

 「いずも」を空母化するが、空母とは呼ばない。いわく、多用途運用護衛艦。  空母から発着するステルス戦闘機F35Bを常時搭載しないので専守防衛だと。  コトダマ(言霊)国においては、言葉...

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お騒がせを評価する

 産業革新投資機構(JIC)と経産省の衝突で、社長ら民間出身の取締役9人が集団退職! した。  資金規模2兆円を誇るが「JICの再起は期待薄」であると、日経は本日の社説を掲載した。  官...

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12月8日

 1941年12月1日の御前会議で、12月8日の対米英蘭開戦が決定した。  12月8日1時30分、ハワイのオアフ島の北方230カイリの洋上の旗艦赤城から、飛行隊長・淵田美津雄中佐が率いる第...

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労働時間

 中央教育審議会が、学校の先生の長時間労働対策に着手した。それは、まあ、一歩前進ではある。  さて、少し前に騒動した「働き方改革」法案問題以来、ずっと奇妙に感ずるのは、働かせる側の動きとは...

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国防というブラックボックス

 自衛隊は現在、戦闘機F35を201機保有している。  機種更新でF35を42機購入するが、購入費用が5,965億円である。これの維持費合計が使用期間(20年)に2.7兆円かかる。  そ...

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デモクラシーの見本

 イギリスのブレグジット問題に対するメイ首相の提案が、12月11日の議会で否決されそうな形勢だ。  そんな中で、欧州裁判所(ECJ)の法務官が12月4日、EU基本法第50条(EU離脱)の解...

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読売的正論のペテン性

 憲法審査会が実質的に動かないので、読売社説(12/4)は、「(審査会で)憲法の在り方について各党が見解を堂々披歴するべきだ」と正論を述べる。  しかし、いま、国民としては、喫緊に憲法改正...

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危ない連中の共通項

 GMが国内4工場とカナダ1工場閉鎖で14,000人の労働者を削減する。  トランプ氏の保護主義政策が効果! を顕した見本だ。  自動車メーカーに限らず、鉄鋼・アルミなどの輸入製品価格が...

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セレモニーなるもの

 昔々、わたしが属していた組合支部の組織担当の先輩は、とても儀式が好きだった。たとえば2千人の全組合員に集まってもらう全員集会などの執り行い方は、物々しくかつ重々しい。生来儀式嫌いのわたしは...

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愚劣から愚劣が生まれる

アダム・スミス(1723~1790)の『諸国民の富』(国富論)は、1749年から1776年まで、27年間にわたって研究され叙述されたそうだ。  各人が、自分自身の生活状態をよりよくしようと...