日々道楽

読売的正論のペテン性

 憲法審査会が実質的に動かないので、読売社説(12/4)は、「(審査会で)憲法の在り方について各党が見解を堂々披歴するべきだ」と正論を述べる。

 しかし、いま、国民としては、喫緊に憲法改正をしなければならない理由はない。急いでいるのは安部氏らである。

 そもそも、憲法に則って政治をやらなければならない政府の長が、憲法をきちんと守っていないのは、この数年、あまりにもたくさんの実績がある。

 安倍内閣では改憲をやらさないというのは政局問題ではないのである。改憲を論ずる資格がこの内閣にはないことが核心なのだ。

 外国人技能研修性の聴取票の、野党による書き写し作業が11月19日から12月3日までかかった。

 政府が、わざわざ審議を遅らせるような手練手管を弄する。まともに議会の審議をする気がないのは誰が考えてもすぐにわかる。

 このような不埒な政府に、国の根幹たる憲法を論ずる資格がないのは当たり前である。

 読売の正論を装った政府弁護論は本当のところは悪質なペテン論にすぎない。