論 考

イランとの関係をどうするのか

 政府は、中東海域への自衛艦派遣を年内に閣議決定するつもりで動いているらしい。国会会期は9日で終わる。調査名目で議会審議をバスする作戦である。何から何まで議会を無視して姑息な手段をとる。

 ところで3日には、首相はイランのアラブチ外務次官と20分ほど官邸で面会した。ロウハニ大統領の特使として来日し、早期のロウハニ大統領来日が目的だろうと新聞は報道する。

 先に、安倍氏が米国との仲介を買って出たがなんら効能はなかった。にもかかわらずロウハニ大統領が来日したいというのは、米国関係の仲介に期待があるのだろう。

 果たして、政府はいかなる手を打つのか。見どころではある。