「 論 考 」一覧

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IRSの出番?

 英国ヘンリー王子・メーガン妃夫妻の近々誕生する赤ちゃんは、メーガン妃が米国人なので、英米二重国籍になり、米IRS(内国歳入庁)へ税務申告をしなければならないそうだ。  もちろんメーガン妃...

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日朝関係を前進させるべき

 文在寅・トランプ会談について、両者の見解が異なるとして、読売「北朝鮮の非核化 韓国は米国と歩調を合わせよ」、毎日は「現実的な対北交渉を」(いずれも4/13)と主張する。  両首脳の違いは...

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コンビニ社会的インフラ論の誤謬

 コンビニの24時間営業が開始した当時の一般的気風としては、「社会的インフラ」論なんてものは全く登場していなかった。  店を閉めていても膨大な電気代を消費しているのだから、開けておくほうが...

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社会の活力

 中国では、青年が15~39歳、中年が40~64歳、高齢者は65歳以上という区分らしい。  北京での生活時間調査によると、15~19歳の世代の学習時間は8時間、さらに2時間が塾や習い事であ...

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日本経済の「紙」頼み

 新紙幣にするとATMや自販機を改修する必要があり、推定1兆円近いらしい。業界は当然ながら歓迎できない。  利息が低くて庶民のタンス預金が溜まっている(本当か?)ので、吐き出させようと...

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大詰めの大詰めのどん詰まり

 英テレグラフが、メイ首相が2度目の国民投票を検討していると伝えた。  メイ首相提案の「EU離脱案について国民投票」を実施する採決を議会に求めるという内容である。  2016年の国民投票...

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議論する政治を作りたい

 19世紀後半、イギリス連邦内では1ペニイの切手を貼ればどこへでも手紙が届いた。ヴィクトリア女王即位60年記念祭(1897)は、その頂点を示す一大イベントであった。もっとも幸福な時代であった...

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道化芝居

 ニーチェ(1844~1900)は『ツァラトゥストラ』で、「人間の偉大は自己目的ではなく、橋であることだ」と書いた。わたしはこの言葉が好きだ。  「guess bridge」を架け損ねたの...

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国家のパラサイト集団

 政党助成が始まって25年、政治が浄化されたか。  派手に現金が飛ぶような話はないが、政治浄化の核心たる政治家の精神はあまり変わっていないようだ。  選挙戦ともなれば、対立陣営に差をつけ...

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与党議員の三行半

 4月1日にイギリス議会のEU離脱代替4案が再度否決された。  関税同盟に残るとした保守党ニック・ボールズ院内幹事の提案は、273対276の3票差で否決された。惜しいところであった。  ...

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冷話!

 津田左右吉(1873~1961)は『我が国民思想の研究』で、奈良時代あたりまでの外来文化が国民生活から遊離していたことを主張した。貴族だけのものじゃないかというわけである。  これに対し...

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野党共闘体制を急げ

 統一地方選挙が始まり、引き続いて参議院選挙が近づく。  参議院選挙の野党共闘がのろのろもたもたしている。立憲民主党が野党第一党としての牽引力を発揮していないからだろう。  統一地方選挙...