この1年――選挙と共に去りぬ?
昨年からほぼ2年にわたって、とても奇妙な時間が過ぎた。ひとことで表現すれば、――1日は長く、1年は短い――と言いたい。時間を感じるのは1人ひとりである。哲学者は、人間は運動体であるという。...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
昨年からほぼ2年にわたって、とても奇妙な時間が過ぎた。ひとことで表現すれば、――1日は長く、1年は短い――と言いたい。時間を感じるのは1人ひとりである。哲学者は、人間は運動体であるという。...
菅首相の退陣、与党の総裁選、衆院選挙と続いたので、本欄でもこのところ日本の政治、政治報道に関する批評を重ねた。しかし、新聞社の元北京特派員として、昨今の中国報道がずっと気に懸かっていた。 ...
人間のすべての活動は、いわば習慣(custom)の積み重ねである。ひごろ、習慣について考えることはあまりないだろう。習うより、慣れろともいう。はじめおっかなびっくりでやっていた仕事に慣れて...
「テレ」は「遠く」の、又は離れたという意味があり、テレワークは事務所などの本来仕事をすべき場所から離れたところで、情報通信技術を利用して事務所以外の場所で働くことである。その場所には自宅や...
最近はあまり聞かなくなったが、少し前まではPDCAという言葉がよく使われてわれていた。製造業などのISOの取入れとともに流行った言葉である。 PDCAは、Plan(計画)、Do(実行)...
先月から新しい500円玉が発行された。銀行の両替機で両替すると、光り輝く未使用の新500円玉が出てきた。いずれ従来の500円玉に取って代わられることだろう。最近では初代500円玉を見ること...
日本沈没というドラマが人気だそうです。残念ながら私は見逃してしまいましたが、かつて見た映画「日本沈没」では、地殻変動による日本沈没の危機に立ち向かう科学者や閣僚、官僚の活躍を描く内容だった...
今年も新型コロナに振り回され、総じて気持ちの晴れない1年であった。かつての自民党選挙CMで安倍晋三氏が「美しい国、日本」、(誇りある)「日本を取り戻す」と訴求していたが、今、視聴し直すとや...
コロナ感染者が激減し、11月になると「もう動いてもいいのでは」とのムードが広がってきた。ただし「感染対策をして」との注意書きはまだ外せない。一度行ってみたかった、友人お薦めの隠れ家イタリア...
コロナ禍に明け暮れた1年が終ろうとしている。どういう風の吹き回しか、菅内閣が瓦解したころからコロナは急速に鎮静化をはじめ(その理由は専門家も政治家も誰も分かってはいない)、長らく自粛要求の...
群れの論理 1960~70年代には、日本人は集団主義か否かという話題がしばしば語られた。単純にいえば集団主義とは、集団(群れ)の論理がすべてに優先し、正統派はそれに忠誠心を発揮する。「あ...
「あかでめいあ」は1993年創刊、ライフビジョン学会の会員を中心とする活動報告誌です。 創刊以来29冊目の「あかでめいあ」を作ります。 募集テーマと字数 コツコツ続け...