「 2023年02月 」一覧

日銀総裁人事報道

日銀総裁人事報道

 日銀総裁候補の植田和男氏に関する取材が過熱している。  次期総裁候補としては、まったく極秘に検討されたので、ダークホースというよりもサプライズ的であり、マスコミが名誉挽回とばかりに気合を...

横溝正史的世界

横溝正史的世界

 いやはや、古い。古すぎる。小説ではないのだから。  岸信夫氏が引退して、衆議院山口2区の補欠選挙に息子の信千代氏を跡目に立候補させた。典型的な世襲政治家コースである。  そのホームペー...

無理と道理の違い

無理と道理の違い

 力(武力)は平和を担保するというのが軍事力強化の理由だが、本当だろうか。  もちろん、いずこの国も、武力で他国を従わせるとか、国土拡大のために軍事力を強化するとは言わない。  かつてア...

ワラにもすがる気持ち

ワラにもすがる気持ち

 10日、ホワイトハウスでブラジル大統領のルラ氏とバイデン氏の会談がおこなわれた。  ルラ氏は、ウクライナ戦争について、中国・インドなどと平和クラブを組んで停戦を協議したいと語ったらしい。...

これ匹夫の勇にして

これ匹夫の勇にして

NO.1497  目下羽振りのよろしい主張は、――日本の安全保障政策、防衛政策は転換点を迎えた。「見たくないものは見ない」という日本社会のお家芸ではもはやごまかすことができないほど安全保障...

非科学的

非科学的

 3月13日が、個人判断でのマスクを外した記念日になるそうだが、どうも合点がいかない。  もともとマスク着用は法的強制ではないから、だいぶ収まってきたようだから、自由にしましょうという意味...

官僚主義の一側面

官僚主義の一側面

 共産党の1党員が委員長公選制を求めたところ党を除名された。各新聞社説の論調は、組織の論理に偏重すると組織体質が閉鎖的になる。いまどき代表公選制を採用していない共産党は古いというものだ。 ...

本質を考えるのが大事

本質を考えるのが大事

 30年も昔、高齢化社会シンポジウムで、同席していたH教授が「すべての道はローバに通ずる」とやって、男女半々500人の参加者を沸かせた。  まことに巧みな駄じゃれである。ローマと老婆をかけ...

包摂という言葉が妥当か

包摂という言葉が妥当か

NO.1496  立憲民主党の西村氏が、2月1日衆議院予算委員会で岸田首相に同性婚の法制化について質したところ、岸田氏は「家族観や価値観、社会が変わってしまう」(から反対だ=筆者)と答弁し...

文句なしのアウト

文句なしのアウト

 紳士の装いしていても、口を開けばとんでもなくずっこけた人がいる。  首相秘書官といっても、品性下劣は隠せない。  差別や差別発言は理性ではない。だから差別をなくそうとしていろいろ論じて...