「 2020年05月 」一覧

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おごりと緩みゆえではない

 「幹部検察官の定年延長の具体的必要性が顕在化した例は一度もない」という、東京地検特捜部OBの意見書には、思わず笑ってしまった。「自らの疑惑隠しのために改正をおこなおうとしているとの指摘は全...

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与党が動くか?

 トランプ氏は4月から相次いで4人の監察官を解任した。15日、4人目の国務省のリニック監察官が解任されたが、同氏はポンペオ国務長官の不正調査に着手したことが解任の理由だと観測されている。下院...

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タマネギ部隊

 人間は日常的な行為を反復するような世界で暮らしている。頭の中で何を考えるか、そして現実にいかなる行動をするか。その行動によって人間は他人とは異なる個人になる。これが、個性だとか自我というも...

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大愚に隠れる小愚?

 米国・生物医学先端研究開発局BARDAの元局長リック・ブライト氏が下院公聴会で、トランプ氏は対コロナウイルスのマスタープランが全くないと証言した。たしかに、トランプ氏の最近の発言からして、...

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自粛は目的ではない

 どうも自粛という表現が後ろ向きで、わたしは気に入らない。  要するに、人同士の接触をできるだけ避ける。お互いの間隔を維持しようというのであって、接触を断つのではないし、外出の禁止でもない...

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現代資本主義の弱み

 まさしく皮肉を痛感する。というのは、資本主義は自由放任と相性がよろしい。さらには消費活動を大声疾呼してきた。なにしろ、売れなければ成り立たないのだから、資本主義はpressure to s...

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緩んでいるのは政治家と当局

 依然として検査体制は改善の動きが弱い。諸外国とは異なって、感染のデータが不正確である。このところ感染者数は低く推移しているが、安心できない。  厚労相は、検査の目安を発熱37.5度以上が...

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メリハリ

 ある日突然ペースが落ちる。気持ちばかり焦って思うようにものごとが捗らない。ピーンと張った状態が続いていることに気づかなかったものだから、気分転換してゆるむべきところを、反対に気合を入れてし...

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秩序はあるが元気がない?

NO.1354  「日本人は、どうもわからん。ひたすら雑多に混雑・混沌している------ただし、何か知らんがバイタリティがある」。こんな感じがしていたのは1960年代から70年代である。...

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大丈夫か、専門家会議

 対コロナウイルスの専門家会議の動向がどうもふらふらしているのではないかと思えて仕方がない。  2月には、PCR検査を絞り込んで軽症とみられる人については直ちに検査をしない方針であった。理...

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基礎的作業を堅実に

 8日に厚労省がようやくPCR検査の受診体制を前向きに転じた。2月17日に、受診目安を37.5度以上の発熱で4日間としていたものを、息苦しさ・強いだるさ・高熱であれば受診できるということにな...