安倍的自己中心性が招いた蒙昧
NO.1338 人間は習慣の生き物であるから、どんな事態にも慣れてしまう。慣れてしまえば、善悪の判断が介在しにくくなり、次の世代になると、あたかもそれが現実的で当然なのだという社会的常識...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
NO.1338 人間は習慣の生き物であるから、どんな事態にも慣れてしまう。慣れてしまえば、善悪の判断が介在しにくくなり、次の世代になると、あたかもそれが現実的で当然なのだという社会的常識...
14日に、英独仏がイラン核合意の紛争解決手段を発動したが、背後にトランプ政権の圧力があったと暴露された。自動車関税を引き上げるという内容らしい。まことにわかりやすいトランプ流外交である。 ...
ドイツのメルケル首相の任期は2021年である。これで4期目の長期首班が終わる。移民受け入れ問題で壁にぶつかり、国内に極右が台頭して、一時期の人気が下降した。次はないというものの、後継者らし...
BBCの単独インタビューで、再選を果たした蔡英文総統の発言は「われわれは独自のアイデンティティーをもつ」「この国はわたしたちの国だ」「成功した民主主義とかなり妥当な経済がある」「中国から敬...
イギリスがEU離脱で、やがて移行期間に入る。今度は、王室のハリー王子が王室離脱を希望して、一足早く離脱移行期間に入った。 外から見ていると、イギリス王室と国民の関係は、実に開放的で、日...
T・ホッブス(1588~1679)は、『リヴァイアサン』(1651)で有名である。彼の思想は、人間を現実的に合理的に考えようと努力した結果である。 もっとも有名なのは、人間は自然状態で...
昨日、宝塚で昔の職場(三菱電機・衛星通信の機械設計)の41回目の同窓会に参加した。わたしが同社を退職したのは1982年であるが、その少し前から開催されている。職場の同窓会がこんなにも長く開...
NO.1337 日経新聞が1月1日から「逆境の資本主義」という企画を連載している。意欲的な企画である。勤め人諸氏におかれても、おおいに勉強の役に立つであろう。ただし、企画タイトル「逆境の...
経団連会長の中西氏が、「賃金は、働くことの市場価値への対応」であると語った。要するに、儲けに応じて賃金が決まるという意味である。 儲かれば賃金が増えるし、儲からなければ減るという、昔か...
面白半分で言うのではないが、法務大臣も検察も、まんまとゴーン被告に逃亡されたのでも怒り心頭らしい。おまけに、日本の司法制度の信頼感が揺らぐのではたまらないから、大臣や検察が国際社会向けにコ...
1931年に満州事変が発生した。1937年は日支事変が発生した。日本国内では事変と呼んだが、その正体は日本が仕掛けた戦争であって、宣戦布告なき戦争であった。 米国とイランの紛争なるもの...
アメリカの世論調査では、イランとの戦争を予想する人が7割くらい、一方、トランプ氏のイラン政策について不支持が半数を超えているらしい。しかし、トランプ支持は相変わらず41%、不支持54%と変...