どちらが有益? 客寄せ施設か文化施設か
小さな町の図書館戦争-3 郊外の巨大団地の商店街で、地元の人々に愛されてきた小さな公共図書館、それを市は一方的に廃止しようとしている。これはいったい、いかなる意図によるものなのだろうか。...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
小さな町の図書館戦争-3 郊外の巨大団地の商店街で、地元の人々に愛されてきた小さな公共図書館、それを市は一方的に廃止しようとしている。これはいったい、いかなる意図によるものなのだろうか。...
震災後8年目、半年ぶりの気仙沼。行くといつも訪ねる商店街がある。気仙沼大島行のフェリー乗り場の近くある。今年4月7日、気仙沼大島と本土を結ぶ鶴亀大橋が開通したことに伴ってフェリーが、気仙沼...
青雲に暗雲兆す 国家公務員総合試験に応募する人が減っているそうだ。応募者がピーク時には4.5万人いたが、今春は1.7万人でピーク時の37%に減った。著しい不人気である。公務員は報酬がピカ...
トランプ「グリーンランドを買いたい」発言に対して、フレデリクセン首相が「馬鹿げている」と応じ、トランプ氏は9月2日からのデンマーク訪問を取りやめた。 第17代大統領のA・ジョンソン(在...
大日本帝国憲法の立憲君主制とは――政治上の責任を政府と議会に負わせ、天皇は全く政治上の責任がない、神聖不可侵な存在ということになっていた。 しかし、立法は天皇の大権に属す。伊藤博文『憲...
田島道治(1885~1968)ノート・メモ「拝謁記」は、加藤恭子氏の研究で、知る人ぞ知る資料であるが、どかんと出されると、素人にも興味深い。 わたしが再認識したのは、1928年6月4日...
宮沢賢治の寓話に「貝の火」という話がある。 ある日、子兎のホモイは小鳥を助けたお礼に貝の火という宝珠をもらう。その中には不思議な火が燃えているのだが、ホモイがモグラをいじめたり...
NO.1316 文化の秋である。立秋を過ぎたとはいえ残・酷暑のさなかではあるが、「あいちトリエンナーレ2019」(愛知県主催)の「表現の不自由展・その後」の中止について、考えたことを少し...
インドの6億人が水不足危機で、とりわけ1億人が危険だ。地下水の枯渇が著しい。2030年には、需要が供給の2倍になるとの予測もある。 政府の給水車には長い行列だ。水の配給を仕切るタンカー...
文在寅大統領の光復節(8/15)の演説について、日本政府は、従来とはトーンが変わったという受け止め方をしているらしい。 たしかに日本を攻撃してはいない。しかし、「過去を省察するなかから...
100年前の1919年から、23年の関東大震災までは、戦前のデモクラシー(いわゆる大正デモクラシー)がもっとも盛り上がった時期である。 19年3月には、組合の友愛会(鈴木文治)が、四大...
敗戦の日だ。 終戦というニュートラルな言葉は、当事者には似つかわしくない。 鈴木大拙(1870~1966)の「降参したのに、日本人は真実に直面したくないから、終戦という言葉に置き換...