「 2019年11月 」一覧

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連合結成30年の課題

 わが国の労働戦線統一は、戦前からの大悲願であった。  1867年1月、全逓労組委員長の宝樹文彦氏が月刊『労働問題』(2月号)に投稿した「労働戦線統一と社会党政権のために」と題する論文が引...

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日米韓の安保協力

 本日の読売は、GSOMIA(軍事情報包括保護協定)について「『日米韓』安保協力の試金石だ」という社説を掲げた。  このままだと11月23日に日韓間でGSOMIAが失効する。米国エスパー国...

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猪は穴に落ちる

 企業業績不振傾向で、10-12月期はマイナス成長の予測もある。9月中間決算で大手銀行4グループは減益になった。  2019年度税収は62.4兆円を見込んだが、1~2兆円の下方修正が必要だ...

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政治家としての資格がない

 米議会はトランプ大統領の弾劾調査をめぐる公聴会を始めた。実況中継する。早ければ下院の弾劾が年内に決まり、年明け1月には上院で弾劾裁判になる。  下院は民主党が議席233、共和党が197だ...

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大変な英国、冴えない日本

 イギリス総選挙は、いよいよBrexitの是非を再度問うことになりそうだ。極右のファラージ氏が立ち上げたブレグジット党が、ジョンソン氏の与党保守党議席がある選挙区には候補者を立てない。  ...

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欧州の未来

 マクロン大統領が、「NATO脳死発言」をしたのが波紋を呼んでいる。  直接的には、10月にトルコがシリア侵攻した際に、米・欧州間の意思疎通を欠いたことだが、マクロン氏が過激な発言をした背...

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今様の泡まつ候補?

 1970年代、大物議員の春日一幸氏の演説は浪曲調で面白かった。たとえば、「候補者は吠え、妻は泣く~」「理屈はあとから貨車に積む~」という調子で、当時もすでに極めつけ古いタッチなのであるが、...

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英国内部分断の危惧?

 フィナンシャルタイムズのライオネル・バーバー編集長がBrexit問題について書いた記事が興味深い。  一言でいえば、ジョンソン氏は「欲ボケ」だという。EU離脱して英国経済を盛り立てようと...

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Brino

 イギリスは下院総選挙活動に入った。ところで、  議長を10月末引退したバーコウ氏が外国人特派員向け記者会見でおこなった発言が興味を引く。いわく「EU離脱はイギリス外交上の過ちで、議会は今...

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イギリスの誤算

2016年の国民投票で僅差でのEU離脱が決まったとき、イギリス政府は比較的容易に離脱できると考えていたみたいである。  当時、話題になっていたのは「手切れ金」の金額で、あたかもこれをいかに...