「 2017年 」一覧

私は——私だ!

私は——私だ!

武蔵美通信の「古典技法」を学ぶスクーリングが終了した。果たして私はレンブラントになれたのか------ 問題は、今なぜ古典技法を学ぶのか? フレスコ画・テンペラ画、そして油絵の絵具の登場...

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プロの仕事

 邦字紙は、「対北朝鮮制裁を実効あるものにせよ」の一本槍だ。ここには、「なんのためにやるのか」という冷静な判断が見られない。  国連安保理事会の制裁に、(全面的賛意ではないけれど)中ロが賛...

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進歩してもらいたい

 わたしが初めて広島へ行ったのは、たぶん小学校1年生だった。母と映画『原爆の子』(1952)を観た。もっとも、ほとんど記憶がない。  近代映画協会の自主制作、監督・新藤兼人、主演・音羽信子...

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箴言の西東

 ラ・ロシュフーコー(1613~1680)の『箴言』に――人は好んで他人のことを忖度するが、自分が忖度されるのは好まない――とある。  この場合の忖度は、推察、心中を推し量る意味ではあるが...

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カタストロフィ内閣

 本日、読売社説は――安倍内閣改造 「経済最優先」で原点回帰せよ 堅実な布陣で負の連鎖断てるか――という長い見出しだ。  支持率が回復するという安易な期待は禁物。異論聞く度量が大切だとして...

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根腐れ病を退治しなくちゃあ

 本日、内閣改造の由。  人心一新という看板だが、諸悪の根源が残っているのだから理屈が通らない。おそらく新閣僚には、個人的資質として期待を寄せられる方々がおられるから、内閣支持率が上昇する...

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ばけの皮の中味

 最近、大嫌いな言葉は「丁寧な説明」である。  わたしは、丁寧な説明とは、相手が疑問を抱いている事柄について、納得してもらえるように問題の核心(コンテンツ)を話すことだと思う。  ところ...

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宴の後が見えるような?

 あのお宅は「出入り」が多い――といえば千客万来で、いかにも活気があって心ウキウキするみたいだ。ところで「出入り」には、もめごと、悶着、喧嘩の意味もある。  熱烈支持者があり、ボロクソ意見...