「 論 考 」一覧

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国民と権力

 イギリス選挙戦開始当時は保守党の圧勝を予想する見解が多かったが、保守党は大挙議席を失い、過半数を獲得できず。EU離脱への采配を大胆に揮うというメイ首相の目論みが外れた。  一方、労働党は...

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クリンチ

 ロイターによると、トランプ氏の代理人が優秀な弁護人を探している。  それについて、ある弁護士が「優秀な弁護士は、クライアントの依頼理由を評価する際、道徳的な判断を下さない」とコメントした...

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恥を知らない

 政府や与党が------といっても、たまたま議会で答弁する立場にある諸君であるが------質問に対し真摯・率直に回答しない。  これは人間性としては、彼らが、自己の意見の無謬性を仮定し...

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壊れた——

壊れたテープレコーダーという言葉があった。  同じところを何遍も繰り返す。安倍氏の「印象操作」とよく似ている。と、思っていたら昨日などは答弁拒否だ。まさに壊れている。  これは非...

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共謀罪法案はダメだ

 国連の国際組織犯罪防止条約は「テロを条約から除外している」と、条約を作成したニコス・パッサス氏のインタビューが掲載された。  これは、東京新聞の大ヒット! 拍手。  なぜ組織犯罪からテ...

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重箱の隅をつつくみたいだが

 トランプ氏がパリ協定から抜けるというのに対してアメリカでは抗議が起こっている。  それについて、東京新聞記者が、「トランプ氏のような指導者を生んでも、愚挙はさせないように米国の民主主義は...

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われわれの視界

 A)われわれが直面する情報事情  ① Post truth  ② Propaganda  ③ Suppress freedom of speech  B)われわれが遭遇する政情 ...

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逆走

 またまた問題児のトランプが問題を作った。「パリ協定」離脱だという。  「わたしたちの経済に害」というが、正しくは「環境に対して経済が害」というべきであって、そもそも論理が逆転している...

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吟味力

 fake newsが横行する事態に対していかに対応するか?  従来、既存メディアがmediacracyと称されるような事情で安逸をむさぼっていたという指摘は外れではなかろう。 ...

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情報操作?

 G7で安倍首相と10分間ほどの会談で、国連グテレス事務総長が、昨年末の日韓合意につき賛意を示し歓迎した。さらに、国連特別報告者ケナタッチ氏の報告は国連の総意を反映せずと語った。  これは...

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七五調

 松川事件(1949)で、検察のインチキを見破って全員無罪を勝ち取った中心人物は作家・広津和郎さん(1891~1968)である。  広津さんは「七五調は嫌いだ」と言われた。わたしは、こ...

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ピエロ

 トランプはG7参加の傍ら、シチリア米軍基地で兵士諸君に対して「サウジからG7での(一連の行動が)歴史的外遊で、驚くべき成果を得た」とスピーチしたらしい。  わたしの見るところ、「驚く...