論 考

厚顔無恥

 じわり、ロシア疑惑でのトランプ捜査が進んでいる。

 モラー特別捜査官は「自分の母親でも法を犯していれば訴追」するほどに真摯な法律遵守家だとの専らの評判だ。

 わが国では国会で、本来、疑惑捜査が専門ではない議員諸氏がモリ・カケ問題をここまで追及し続けてきた。

 事件の内容は、ロシア疑惑よりも、モリ・カケのほうが、はるかにわかりやすく、そして、国民諸兄の大方は安倍「クロ」の心証を固めているはずだ。

 たまたま司法による追及ではないから、のらりくらり時間稼ぎで遁走を目論んでいる模様だが、わが国の政治に対する信用失墜は甚大である。

 連中は、憲法改正などを語られるような政治家ではありませんね。