「 論 考 」一覧

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「法の支配」を本気で考えたい

 ジェームズ1世(1566~1625)は、「国王は神に対して責任をとるので、国民に対しては責任がない」という理屈を振り回した。「王は法なり」というのである。  それに対して、E・コーク(1...

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原発疑惑

 地元の建設会社から、手数料名目で3億円の支払いを受けた福井県高浜町の元助役森山栄治氏が、関電経営陣20人に、2011年から18年にわたって中元・歳暮・就任祝いなどで3.2億円の金品を贈った...

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面の皮を剥いでくれ

 トランプ氏がTPPを蹴とばさなければ、米国農家の人たちは、カウボーイハットをかぶってホワイトハウスへ出かける必要はなかった。  自分が火をつけて、自分が消す。これ、日本的には「マッチ・ポ...

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名誉革命の精神を確認した

 英国最高裁が、ジョンソン氏による議会の閉会は違法で無効だと判決した。  議論する権利をなくし、民主主義の原理にもとり、閉会の合理的理由がない。EU離脱で論議することが山ほどある。なぜ閉会...

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人間性の不可解

 ざっと140年ほど前に、ランケ(1795~1886)が、国王マクシミリアン2世と世界史について交わした対話がある。  ランケはドイツ近代歴史学の祖とされる。  王が、「現在は昔よりはる...

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高校生哲学者の言葉

 イギリスで産業革命が開始した1760年から、地球の気温は1.1度上昇したという。9月22日に発表された世界気象機関(WMO)の報告で、2007年から16年までに海面が年平均4mm上昇したと...

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勉強しなければならない大きな課題

 世界の債務額は180兆ドル、そのうち日本は18兆ドルであるらしい。世界経済は間違いなくバブルだ。  トランプ氏に限らず、政治家は中央銀行が金利を引き下げることを要求する。経済動向が人気に...

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有志連合構想は事態を悪化させる

 9月16日、米国主催のホルムズ海峡民間船舶護衛に関する有志連合構想の会議に日本も参加したらしい。  大事な石油を運搬するタンカーなどの安全を保護するためだという提案であるが、さて、冷静に...

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機械装置は育てていくものだ

 原発事故で当時の経営者の責任を問うた刑事裁判で無罪判決が出た。東京地裁判決の結果義務や予見可能性についてさまざまな見解が出されている。  巨大津波が来るなど予想しなかったのは、誰しものこ...

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世界の火薬庫

 サウジ石油施設の爆破が、サウジ(米)側の発表によると、イラン国内からの攻撃で、イエメンのフーシ派は、イランの替わりを演じているという。  それを前提して考えてみる。  トランプ氏が大統...

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誠意を込めて応対せよ

 16日、国際原子力機関IAEAで、韓国代表が、福島原発汚染水処理方法について深刻な懸念を表明した。  これに対して日本代表が、決定したのではなく検討中だと回答したのはともかくとして、記者...

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サウジ石油施設爆破の不可解

 事実は、サウジの石油施設が爆破されたこと、イエメンのフーシ派がドローンによる空爆声明を発した2つである。  アメリカは、爆破位置が北西側だから、南のイエメンからではなくイランがやったと決...