「 論 考 」一覧

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今様の泡まつ候補?

 1970年代、大物議員の春日一幸氏の演説は浪曲調で面白かった。たとえば、「候補者は吠え、妻は泣く~」「理屈はあとから貨車に積む~」という調子で、当時もすでに極めつけ古いタッチなのであるが、...

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英国内部分断の危惧?

 フィナンシャルタイムズのライオネル・バーバー編集長がBrexit問題について書いた記事が興味深い。  一言でいえば、ジョンソン氏は「欲ボケ」だという。EU離脱して英国経済を盛り立てようと...

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Brino

 イギリスは下院総選挙活動に入った。ところで、  議長を10月末引退したバーコウ氏が外国人特派員向け記者会見でおこなった発言が興味を引く。いわく「EU離脱はイギリス外交上の過ちで、議会は今...

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イギリスの誤算

2016年の国民投票で僅差でのEU離脱が決まったとき、イギリス政府は比較的容易に離脱できると考えていたみたいである。  当時、話題になっていたのは「手切れ金」の金額で、あたかもこれをいかに...

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イギリス下院の議長

 イギリス下院議長が、10年にわたった議長であったジョー・バーコウ氏の退任に伴って、サー・リンジー・ホイル氏(労働党出身)に替わった。  バーコウ氏は共和党出身であったが、「ヒラ議員を守る...

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無風流すぎるトランプ流

 アメリカはパリ協定の離脱を通告した。  トランプ流を短くいえば「破壊」である。創造するには破壊しなければならないが、困ったことに何を創造したいのかさっぱりわからない。  トランプ流は幼...

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マッカーシー流の歴史が繰り返す!

 1950年から54年、アメリカは、マッカーシー旋風といわれた時期で、上院議員マッカーシーによって、議会、政府、軍などがきりきり舞いした。  社会に、反共ヒステリーが巻き起こった。旋風の特...

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琉球文化の神髄は健在だ

 首里城が燃えたのは残念無念である。  琉球文化の神髄が失われたという修飾語が目立つ。わたしはそうは思わない。いかに技芸を施し、精緻にして巧妙に仕上げられたにしても、建築物は人々の精神が生...

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凧なる政治家

 世界は動く。戦火は止まず、何が大戦争の引き金になるか予想もつかない。せめて人知を集めて、誰もが精一杯に生を全うできるように、社会生活に貢献するのが政治家の勤めである。これ、社会通念であろう...

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米英デモクラシーのお国柄

 31日、米議会下院は「トランプ大統領弾劾手続き」を採決する。  29日には下院委員会で、国家安全保障会議NSCのメンバーであるA・ビンドマン中佐が非公開証言をおこなった。7月25日に電話...

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英国下院総選挙へ

 昨日、英国下院は、12月12日に総選挙をする法案を可決した。12月6日が解散になるが、その前5週間が選挙運動期間である。  解散に反対していた下院が賛成に動いたのは、労働党が賛成したから...

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被災処理と計画の手順

 「捨てる物ばかりで運び出しが終わらない」という長野市の水害被災者の声が朝日新聞に出ていた。その通りだと拝察する。  2011年5月に宮古で津波後の後始末のお手伝いをしたが、重たい泥だらけ...