「 論 考 」一覧

手負い?

手負い?

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  内閣支持率で見ても、自民党内のバラバラ感にしても、岸田氏は四面楚歌、孤軍奮闘である。  小泉純一郎氏は、自民党をぶっ壊すと叫んだものの壊しきれなかった...

機能性表示食品

機能性表示食品

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  わたしは、サプリメントの類は興味がない。新聞本紙の広告と織り込みチラシが多いのに驚いていても、ほとんど目を通さない。  紅麹商品による事故が発生したの...

インテリジェンスの意義

インテリジェンスの意義

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  正倉院の写字に携わっていたのは、当時としてはまさしく最高のインテリであるが、身分は奴隷であったという。知性の人であっても、自由の民ではなかった。  そ...

政治家は暇か!

政治家は暇か!

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  自民党には中央政治大学なる機構がある。派閥全盛時代には、閑古鳥が鳴いていたそうだが、派閥解散の動きが出てからの勉強会には一転して100人ほどが集まっ...

日銀の本務へ

日銀の本務へ

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  日銀が、いわゆる異次元緩和政策をようやく転換した。黒田日銀が安倍内閣と一体で野放図な金融政策をとり、結局11年間も続いた。  毎日新聞は本日、「異次元...

プーチンも羨む?

プーチンも羨む?

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  プーチンが大統領5選を果たした。わが新聞各紙はいずれも、強権体制による選挙であり、民主主義の偽装であると批判する。その通りである。あんなものは民主主義に...

労働組合の組織開発に向けて

労働組合の組織開発に向けて

筆者 新妻健治(にいづま・けんじ)  ――どのような組織であろうが、変化を避けることはできない。経営組織は、変化に対応して、持続可能性を確立するために、不断の組織開発を必然とする。片や、労...

政倫審は成果あり

政倫審は成果あり

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  参議院での政治倫理審査会が開催された。  本日の社説は、朝日「裏金の説明 政倫審の限界は明らか」、読売「参院政倫審 会計責任者に聞いてはどうか」、毎日...

労使共闘? 地に足が着いていない

労使共闘? 地に足が着いていない

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  春闘集中回答が出て、新聞は、満額回答、高水準賃上げの文字が浮かれている。今回は、朝日新聞の報道を見ながら一言記す。  全体のトーンが「労使共闘」春闘論...

米欧はウクライナを救え

米欧はウクライナを救え

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  ローマ教皇が2月収録のインタビューで、ウクライナ戦争について語った内容が報道された。  教皇「もっとも強いものは、状況を見て、国民のことを考え、白旗を...

毅然とした態度

毅然とした態度

筆者 渡邊隆之(わたなべ・たかゆき)  2024年3月11日、オランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)の新所長に赤根智子判事が選出された。任期は3年、日本人としては初めてである。  赤...