英国下院総選挙事情
イギリス労働党が12月12日下院総選挙へのマニフェストを発表した。3か月以内にEUと離脱条件を合意し、6か月以内に国民投票にかけるという。 党首のコービン氏は、党内では圧倒的人気を誇る...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
イギリス労働党が12月12日下院総選挙へのマニフェストを発表した。3か月以内にEUと離脱条件を合意し、6か月以内に国民投票にかけるという。 党首のコービン氏は、党内では圧倒的人気を誇る...
新聞の首相動静を見ると、首相として、政党首としての仕事に加えて、とくに夜の会食・懇談会などを使って仲間作りに精出している様子がわかる。これは歴代の首相と比較して群を抜いていると思う。 ...
部族同士の紛争が絶えなかった蒙古の遊牧民が、ジンギスカン(1162~1227)によって統一されたのが1206年であった。騎馬10万騎によって中国から欧州にまで領土を拡大する。続くフビライ(...
トライバリズム(tribalism)という言葉がある。部族主義、極端な仲間主義で排他的なことを批判的に表現する。 昨年6月から続いている香港の学生運動の出口が見えない。学生側と警察の対...
わが国の労働戦線統一は、戦前からの大悲願であった。 1867年1月、全逓労組委員長の宝樹文彦氏が月刊『労働問題』(2月号)に投稿した「労働戦線統一と社会党政権のために」と題する論文が引...
本日の読売は、GSOMIA(軍事情報包括保護協定)について「『日米韓』安保協力の試金石だ」という社説を掲げた。 このままだと11月23日に日韓間でGSOMIAが失効する。米国エスパー国...
企業業績不振傾向で、10-12月期はマイナス成長の予測もある。9月中間決算で大手銀行4グループは減益になった。 2019年度税収は62.4兆円を見込んだが、1~2兆円の下方修正が必要だ...
米議会はトランプ大統領の弾劾調査をめぐる公聴会を始めた。実況中継する。早ければ下院の弾劾が年内に決まり、年明け1月には上院で弾劾裁判になる。 下院は民主党が議席233、共和党が197だ...
イギリス総選挙は、いよいよBrexitの是非を再度問うことになりそうだ。極右のファラージ氏が立ち上げたブレグジット党が、ジョンソン氏の与党保守党議席がある選挙区には候補者を立てない。 ...
マクロン大統領が、「NATO脳死発言」をしたのが波紋を呼んでいる。 直接的には、10月にトルコがシリア侵攻した際に、米・欧州間の意思疎通を欠いたことだが、マクロン氏が過激な発言をした背...
1970年代、大物議員の春日一幸氏の演説は浪曲調で面白かった。たとえば、「候補者は吠え、妻は泣く~」「理屈はあとから貨車に積む~」という調子で、当時もすでに極めつけ古いタッチなのであるが、...
フィナンシャルタイムズのライオネル・バーバー編集長がBrexit問題について書いた記事が興味深い。 一言でいえば、ジョンソン氏は「欲ボケ」だという。EU離脱して英国経済を盛り立てようと...