「 2022年 」一覧

ケジメをつける

ケジメをつける

 芳野氏は、自民党的国葬儀について、悩んだ挙句出席するそうだ。自分で、苦渋の選択だと解説したが、下手の考え休むに似たり。  「労働者を代表」して弔意を示すというのが、それ。国葬儀反対が半分...

五輪は再生可能だろうか

五輪は再生可能だろうか

 「金儲け=人儲け×時間」であると思う。これ、わたしの考え方であるが、五輪贈収賄事件は、とりわけ人と人との関係に焦点が当たっている。  問題は、電通元専務の招致・組織委員が、自分の稼ぎを目...

精神の堕落

精神の堕落

 ウクライナ戦争の報道は、内外ともに戦争自体の戦略戦術に関する内容ばかりで、国際外交の動きがまったく見えない。  いわば、国際外交に大きな空洞が開いたわけだ。  対ロシア経済制裁の効果は...

岸田氏へご提案

岸田氏へご提案

 読売新聞は、沖縄県知事選挙を不毛な対立と呼ぶ。その意味は、玉城知事再選が、成果が実らない仕儀だというにある。  2014年翁長知事当選、2018年と今回の玉城知事当選、2019年の県民投...

なぜ追悼に波風立つか

なぜ追悼に波風立つか

NO.1476  読売新聞が9月9日、「安倍氏の国葬 追悼の場を静かに迎えたい」とする社説を掲げた。冒頭――長期間、首相の重責を務めた人の追悼のあり方を巡り世論が二分されて、政争めいた状況...

屈しない精神

屈しない精神

 大争点の基地問題は、政府の強硬姿勢からして、ともすれば「基地問題より経済」のかけ声が目立ったが、辺野古基地建設反対の意志を貫く玉城デニー氏が再選された。  投票率57.92%(先回より5...

補正予算が筋道

補正予算が筋道

 政府は物価対策で、住民税非課税世帯の1600万世帯に5万円支給、ガソリン価格維持のための補助金を年末まで延長、輸入小麦売渡価格据え置き、飼料価格高騰分補填、地方創生臨時交付金などを打ち出し...

失敗の様相

失敗の様相

 幼稚園児の送迎バス車内死亡は、いわば不注意ミスの集合で、1つひとつのミスはどこでもありそうなものである。大事が発生して大騒動になるが取り返しがつかない。  勤め人生活のころ、工場に火気当...

偉大な国の真実と虚構

偉大な国の真実と虚構

 国を偉大にするとはどういうことか。  ゴルバチョフ氏は、まちがいなく、言論の自由を確立すべく立ち上がった。志半ばで成功しなかったが、スターリンが完膚なきまでに市民的自由を奪った荒れ野に種...

ろくでもないニュースのてんこ盛り

ろくでもないニュースのてんこ盛り

 まあ、二流、三流の記事ばかりでいささか辟易気味だ。  今朝の社説、読売新聞が「五輪贈収賄事件 巨大利権の闇はどこまで深い」、毎日新聞は「組織委元理事を再逮捕 広がる『五輪マネー』の闇」と...

英国の新首相

英国の新首相

 英国首相に、保守党はトラス氏を選んだ。  事前の予想では、スナク氏に大差をつけると見られていたが、トラス氏81,326票・スナク氏60,399票で、トラス氏の得票率は57%。ジョンソン氏...

創造的破壊と、その破壊

創造的破壊と、その破壊

 ゴルバチョフ氏の告別式は、市民多数が参加した。  ある人は、「ゴルバチョフはチャンスをくれた。しかし、私たちはチャンスを失ってしまった」と語った。  ソ連解体を批判する人たちも多いが、...