「 2022年 」一覧

民主思想以前の古い膏薬

民主思想以前の古い膏薬

NO.1475  政治家の仕事は多弁饒舌ならず。中身空っぽの弁舌ほど鼻持ちならぬものはない。昔は、口がうまい奴は信用できないという庶民的知恵が幅を利かせていた。誰もが、信用できない奴が多い...

コロナ対策がとんちんかんだ

コロナ対策がとんちんかんだ

 ウイズコロナ路線(?)に、いつから変更したのか。ウイズコロナとはなにか? 単に社会経済活動と合わせて対処するというだけか。  そもそも全数把握の簡素化をいうが、ウイズコロナをいうのであれ...

大混乱の2023年度概算要求

大混乱の2023年度概算要求

 2023年度概算要求は110兆円、国債依存などまるで眼中にない能天気ぶりで、重要施策は事項要求(項目だけで金額不明示)という粗雑さだ。  防衛費は5兆5947億円、もちろん過去最高である...

岸田氏の欠陥はポリシーである

岸田氏の欠陥はポリシーである

 今朝の読売社説は「首相記者会見 政策遂行し着実に成果出せ」と題して、政策決定は十分に検討せよ、明確な戦略を立てよと、抑え目ながらも岸田氏に注文をつけた。  記者会見で岸田氏は、「政治に対...

ゴルビー、ご苦労さま

ゴルビー、ご苦労さま

 ゴルバチョフ氏が亡くなった。暗殺されかけたこともあるが、寿命をまっとうしたといえる。波乱万丈の政治家生涯だった。  1985年書記長の座を射止めたときの最大のバックボーン、グロムイコ外相...

虚心坦懐に学ぶ

虚心坦懐に学ぶ

 第8回になるアフリカ会議(TICAD)が27~28日、地中海に面するアフリカ北部のチュニジアで開催された。日本がさまざまな困難を抱えたアフリカ諸国の経済発展を軸に応援するのは大きな意義があ...

ウクライナ戦争を挑発したアメリカ

ウクライナ戦争を挑発したアメリカ

 今朝の朝日新聞は、アメリカの元外交官による証言などから、プーチンのウクライナ侵攻への流れは、2007年当りからだろうとする記事を掲載した。  ただし、この記事は客観的ではない。アメリカが...

渡る世間は災難続き

渡る世間は災難続き

 異常な酷暑、コロナが続く8月、体力、気力が落ちている私に軽微な災難が次々襲った。  入浴中の追い焚きの湯が突然、水になった。エコキュートの故障だ。奇しくも盆連休の前日だったので、すぐに電...

反面教師の世界的大行進

反面教師の世界的大行進

 世界秩序といえば、アメリカ中心主義で、アメリカとうまくやればよろしいという単純思考が支配する日本人である。日米同盟を金科玉条として使い走りでもなんでもやりますという傾向を深めたのは、中曽根...