「 くらす発見 」一覧

宝山鋼鉄を訪問した30年前

宝山鋼鉄を訪問した30年前

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  日本製鉄と宝山鋼鉄との合弁が解消される。  1972年日中国交正常化以来の、日中協力ビッグプロジェクトである宝山鋼鉄は、1985年に最初の高炉を建設し...

家事と石鎚山の間で

家事と石鎚山の間で

筆者 曾野緋暮子(そのひくらし)   6月は衣替えの時期だ。普段の家事に加えてやることが増える。  例年ならさっさとスケジュールを組んで取り掛かるのだが、近年の天候不順が足を引っ張る。夏...

ブルータスよ、お前もか

ブルータスよ、お前もか

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  自動車メーカーの認証不正事件のインタビューで、豊田章夫氏が、「ブルータスよ、お前もか」(の心境?)だと語った。  新聞記事を読んだとき、違和感があった...

生きにくい社会の私

生きにくい社会の私

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  改正こども・子育て支援法が可決された。  2023年の国内出生数は72万人、合計特殊出生率は1.20、もっとも低い東京は0.99である。なるほど、低い...

なんで倫理・道徳を教えるか

なんで倫理・道徳を教えるか

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  新渡戸稲造(1862~1933)が、散歩歓談中、ベルギー人のド・ラブレー博士に「日本人は宗教がないというが、なんで倫理道徳を教えるのか?」と問われた。ま...

『嘔吐』雑感

『嘔吐』雑感

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  サルトル(1905~1980)が、一気に作家として世界的地位を獲得したのは小説『嘔吐』(1938)を発表してからである。  主人公のロカンタンは、突然...

自分を投企する

自分を投企する

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  わたしが人生設計を論ずるようになったのは、26歳で、いま回顧してもなんだか気恥ずかしい。  中高年世代の人たちが、子育てや、住宅ローンに相当な費用がか...

頼れるものはわが脚力!

頼れるものはわが脚力!

筆者 曽野緋暮子(そのひぐらし)  自宅近くの路地沿いの生け垣に、高齢女性が腰かけてペットボトルのお茶を飲んでいた。傍らに手押し車が置いてある。よく見ると、いつも買い物に行くスーパーで時々...

穢れなき彫刻家、逝く

穢れなき彫刻家、逝く

筆者 渡邊隆之(わたなべ・たかゆき)  去る3月29日、彫刻家の舟越桂さんが72歳で亡くなった。人生100年時代と言われるなかでは、あまりに早すぎる死である。肺癌だった。  筆者が若い時...

あるコメディアンの千秋楽

あるコメディアンの千秋楽

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  人は期せずして名演技を見せるものだ。  記者会見で、不出馬を決めた理由を問われた二階氏が、「お前もその歳が来るんだよ」、そして小声で「ばかやろう」と続...

映画『オッペンハイマー』

映画『オッペンハイマー』

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき) 生命が踏みにじられる  プーチンが「野蛮なテロ攻撃」と語る。まさにその通りである。しかし、違和感を禁じ得ない。プーチンが国内外に野蛮を展開している震源地...