自民・立憲の配分論の中身の違い
自民と立憲の公約をみると、(社会的富の)分配に経済運営の重点を移そうという言葉が共通している。 経済成長を進めたいのも共通しているが、これの推進のためには消費と生産を活性化させねばなら...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
自民と立憲の公約をみると、(社会的富の)分配に経済運営の重点を移そうという言葉が共通している。 経済成長を進めたいのも共通しているが、これの推進のためには消費と生産を活性化させねばなら...
首相就任前の宮沢喜一氏(首相在任1991~1993)は、新聞記者意識調査では、つねに断然トップであった。政治家にもっとも接している記者の評価であるし、当時の政治家では、もっともキャリアがあ...
悪夢のような民主党政権と罵倒したのは安倍氏である。売り言葉に買い言葉でやりかえすならば、こうなる。 したい放題・やりっ放しの自民党が、55年体制の始まりから、50年にわたって展開した放...
岸田氏の宏池会の先輩である宮沢喜一氏(1919~2007)は、戦前的思想を強行に押し出す党内勢力の扱いに苦心したと語った。外から見ていてもよくわかる。頭に愛国心を掲げてガンガン言いたい放題...
岸田氏の所信表明演説を読むと、所信というよりも「初心」だ。何がなんでも一念発起して貫徹するぞ、の所信ではなく、極めて日本的な就任のご挨拶である。 報道は、岸田氏所信表明演説が、安倍・菅...
一昨日は、「岸田公約が実現すれば世界が拍手喝采だ」と書いた。皮肉やおちょくりで書いたのではない。岸田氏が「新しい資本主義」に挑戦する志は買う。 資本主義の本質を煮詰めれば利益である。...
民主主義は、具体的政策決定において、論議して、可能な限り合意の質を高めなければならない。単に、数が多ければよいのではなく、少数意見であっても、大事な部分を尊重して、合意の質を高める中に採り...
連合の新会長に、芳野友子氏が就任する。連合副会長からの昇進であるが、所属産別でも副会長である。従来は、すべて産別の会長からの就任なので、異例といえば異例である。 労働界のトップリーダー...
岸田内閣発足。前評判では、早くても10月26日公示・11月7日投開票で衆議院議員選挙と予想されていたが、岸田氏が、10月19日公示・10月31日投開票に踏み切った。 現議員の任期満了が...
普天間基地の米軍が違法投棄した有機フッ素化合物汚染水の処置を日本政府が自腹でやる。36万キロリットルを9,200万円で業者に委託して処理する。 沖縄県が抗議しているにもかかわらず米軍が...
今朝の社説はいずれも自民党役員人事に対する内容である。 朝日は、「これが『再生』の姿か」、読売は、「岸田カラーは発揮できるか」、毎日は、「改革に逆行する党人事だ」と題した。 とくに...
ノーサイドは試合終了であるが、自民党的には、さらに「なんでもあり」という含意もありそうだ。 予想してはいたが、岸田氏の初仕事は実に面白みがない。岸田氏は業界陰口では、優柔不断、面白みの...