論 考

ウクライナ戦争の状況

 9日、クリミア半島のロシア空軍基地での爆発について、ロシアは事故だと発表した。ウクライナは沈黙しているが、アメリカなどはウクライナ側の攻撃だろうと推測している。

 同日夜、ゼレンスキー氏がクリミア半島奪回に言及したこともあり、戦争の新局面かという観測も出る。このところ戦況がほとんど報道されなかったが、どうやら膠着状態にあるらしい。

 イギリスはジョンソン後の首相選び、イタリアは総選挙、アメリカはトランプ問題と中間選挙で、ウクライナ戦争を終わらせる新たな動きが出そうもない。

 戦場でのどんな動きが発生するか。膠着化から、さらなる長期戦、戦争の日常化という最悪の流れになるのだろうか。

 戦争の解決策は1つ、戦争を止めることしかない。