「 論 考 」一覧

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憲法違反の安倍+自民党

 憲法を守るという意味は2つある。  1つは、現行憲法を保守する立場である。時代に応じて改憲するというのは理屈であるが、憲法の基本的骨格を変えるということになると、単に時代状況対応論だけで...

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本当に本当の問題

 わが国の潜在的成長率は、OECDによると0.7%で、好ましくない。  大企業の不祥事が続く。ものづくりの国際的信用が大きく落ちた。  1950年代後半から、60年代にかけて、日本製品は...

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投票意思への期待

 選挙戦略は大切だが、受け狙いの浮ついた戦略には飛びつかない、という有権者の見識は正しい。  蓋を開けてみなければ、議席数を獲得したとしても、支持が増加したのか、減っているのかはわからない...

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清き一票の真価

 ここを先途と新聞は政策論争を提唱する。  政治的選択に絶対不可欠がないし、選挙戦では、政策論争といっても候補者や応援団がそれぞれ言いっぱなしだから、論争は成立しない。  いま、論点とな...

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政権=ポピュリズム

 欧州では、ポピュリズムが台頭したのは、巨大独占企業ほど繁栄を享受するが、1990年代以降、労働者の賃金は上がらず、社会的格差が拡大し続けているからだという視点が説得力をもっている。  こ...

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政局不安定こそよい政治を生む

 政局の安定とは、過半数以上を有する政党が牛耳ることである。  しかし、人間とはラクなほうへラクなほうへとなびく怠惰な性質を克服できないのであって、それは職業政治家諸君とて同じである。 ...

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選挙だけでは決められない

 選挙では、いつも報道などが「政策を語れ」「政策論争せよ」と主張する。  それはその通りであるが、2つに1つの選択をするというようなケースは少ないから、正しくは、大切な問題に関して、「いか...

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政局屋に奮起を促す

 目下の選挙情勢の原因は、なんといっても小池氏が、民進党の解党・合流に水をさしたからである。  一強政治だから、安倍氏はじめ自民党議員の横暴な政治がまかり通るわけで、それをなんとしても変え...

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なにごともツボが肝心

 野党が伸びなければ、必然的に与党の議席が維持される。  当初、ふわふわ気分で希望の党の伸張に対する観測があったが、要するに希望の党は小池個人商店で、なおかつ自民党との連携話が登場したから...

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許しがたい発言

 選挙戦、党首第一声を安倍氏は福島で放った。  「自民が野党であり、民主党政権時代に震災の復興が進まなかった」と吠えたが、これは、いかになんでも言いがかり過ぎる。  当時、国会で震災と関...

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悪しき秩序?

 西欧でも中世の人々は、王様がバカで乱暴、頓珍漢であっても大概のことは許容した。  逆にいうと、人々の許容範囲が大きい分、王様のバカで乱暴で頓珍漢が拡大する余地が大きい。  なぜそうなの...

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自分で追い詰める

 昨日、日本記者クラブ主催の党首討論会で、モリ・カケ問題の質問をうけて安倍氏は「李下に冠を正さず」を二度口走った。  この言葉は、よく知られているように文選(古楽府 君子行)の、  ――...