ここを先途と新聞は政策論争を提唱する。
政治的選択に絶対不可欠がないし、選挙戦では、政策論争といっても候補者や応援団がそれぞれ言いっぱなしだから、論争は成立しない。
いま、論点となっている消費税にしても、原発にしても、もちろん安全保障も、議会本番できっちり論議しなくてはならない。
むしろ、与党がこの間やってきたこと——数にものいわせて、強引にしてちゃらんぽらんなことが多過ぎる点に、わたしは極めて危惧を抱く。
そして、それらにあまり関心をもたない国民諸兄姉が多数派だとすれば、さらに剣呑である。
たまたま野党乱立で与党優位という評判だが、与党の数を抑えるために、ここ一番知恵の絞りどころだ。