論 考

3党派の共闘を支持する

 7月27日の本コラムで、「民主で基軸固めよ」と主張した。議会政治の現実がお粗末、きっちりデモクラシーの基盤に立つ政治をおこなうために、立憲民主党と国民民主党の共同作戦推進を期待した。

 昨日、立憲枝野氏が、国民の玉木氏と、社会保障を立て直す国民会議の野田氏に、衆議院での院内会派を呼びかけた。

 参議院議員選挙の前、市民連合の呼びかけで、5党派による13項目の合意を掲げた。それを念頭に、国会における論戦の充実と、野党として行政監視の役割を果たそうとする。

 ぜひとも、この歩みを前進させてもらいたい。くどいようではあるけれども、その際、必ず立つべき基軸は、デモクラシーを再建していくという精神である。各党派が、おらが党意識でちんまりしてはいけない。

 デモクラシー再建・推進の「大きな志」を抱えて邁進してほしい。