18日、モラー特別検察官の報告書が公表された。
司法妨害容疑で追及する十分な証拠があるが、現職大統領を訴追しないという司法省の長年の慣行に従ったのであって、大統領を監督する権限がある議会に委ねるというのが大筋である。
司法長官の発表とはだいぶニュアンスが異なる。司法長官が中立性を欠くということが明確になった。
すでに次期大統領選挙が視野に入っている。議会が弾劾しなくても、報告書をきちんと検討する過程で、大統領の評価は出る。
Game overというわけにはいくまい。
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